『さくらの木』

<あらすじ>
空襲によって父を亡くし、戦後の混乱期に生きる主人公の幼い兄妹。厳しい冬から古い桜の木を守る老人と出会い、一緒に我慢強く、温かな心で桜にわらの“スカーフ”を巻いてあげる。しかし、春になっても、老いた桜はなかなか花をつけない。希望を失わず、見守り続ける2人。やがて大空いっぱいにピンクの花が。その桜を見た村の人々にも希望の灯が灯る。

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