中国との友好を託される

北京大学

北京大学での図書贈呈式(1974年12月)
1968年9月8日、池田大作先生は、日本と中国の国交正常化など、きわめて先駆的な提言を発表。その当時、中国との国交正常化を唱えることは、まさに命がけの行為だった。 国交正常化は、1972年の日中共同声明によって実現をみた。
1974年9月、中ソ間の緊張による戦争を懸念した池田先生は、ソビエト連邦(当時)を初訪問し、コスイギン首相と会見。池田先生の率直な質問に対し、首相は「中国を攻めるつもりも、孤立化させるつもりもありません」と応じた。
同年12月、コスイギン首相の言葉を携え、訪中。この時、重い病の床にあった周恩来首相が池田先生との会見を強く希望した。
周総理は、「池田会長は中日両国人民の友好関係の発展はどんなことをしても必要であるということを何度も提唱されている。そのことが私にはとてもうれしい」と語り、万代の友好を託した。
池田先生は、周総理との深い友誼のもと、自ら先頭に立って、平和、文化、教育をはじめとする交流に心血を注いだ。
1974年9月、中ソ間の緊張による戦争を懸念した池田先生は、ソビエト連邦(当時)を初訪問し、コスイギン首相と会見。池田先生の率直な質問に対し、首相は「中国を攻めるつもりも、孤立化させるつもりもありません」と応じた。
同年12月、コスイギン首相の言葉を携え、訪中。この時、重い病の床にあった周恩来首相が池田先生との会見を強く希望した。
周総理は、「池田会長は中日両国人民の友好関係の発展はどんなことをしても必要であるということを何度も提唱されている。そのことが私にはとてもうれしい」と語り、万代の友好を託した。
池田先生は、周総理との深い友誼のもと、自ら先頭に立って、平和、文化、教育をはじめとする交流に心血を注いだ。
教育・学術の交流

「新たな民衆像を求めて中国に関する私の一考察」と題し、記念講演を行う(1980年4月)

北京大と創価大の学術交流調印式季羨林博士と
(1980年4月)
1974年12月の第2次訪中で、池田大作先生は、北京大学に幅広い分野から図書5千冊を贈呈。贈呈式には、北京大学の学生・教職員の代表100名、中日友好協会の廖承志会長らが出席した。
北京大学は1898年、清朝時代に設立された中国最初の大学であり、中国の最高学府の一つである。
文学を通して広く民衆に訴えかけ、中国の新たな時代を開いた魯迅が、かつて「中国小説史」の講義を担当するなど、中国発展の中心拠点である。
1980年4月、第5次訪中では、北京大学で「新たな民衆像を求めて 中国に関する私の一考察」と題し、講演。名誉会長の中国への深い造詣と友誼の心に、大きな反響が広がった。
この折、池田先生が創立した創価大学との学術交流が締結。 学術・教育を通しての一段と深い交流が始まった。
北京大学は1898年、清朝時代に設立された中国最初の大学であり、中国の最高学府の一つである。
文学を通して広く民衆に訴えかけ、中国の新たな時代を開いた魯迅が、かつて「中国小説史」の講義を担当するなど、中国発展の中心拠点である。
1980年4月、第5次訪中では、北京大学で「新たな民衆像を求めて 中国に関する私の一考察」と題し、講演。名誉会長の中国への深い造詣と友誼の心に、大きな反響が広がった。
この折、池田先生が創立した創価大学との学術交流が締結。 学術・教育を通しての一段と深い交流が始まった。
名誉教授称号授与式ならびに記念講演

北京大学で丁石孫学長の歓迎を受ける(1984年6月)

北京大学の名誉教授証書
1984年6月、第6次訪中の折、北京大学から池田大作先生に「名誉教授」の称号が授与された。
授与式の冒頭、あいさつに立った丁石孫学長は、池田先生に名誉教授称号を授与できることは光栄であると述べ、池田先生の長年にわたる世界平和への貢献を賞賛。学術・教育交流、日中友好推進への尽力に感謝の意を表した。
授与式に引き続き、池田先生は「平和への王道——私の一考察」と題して、北京大学での2度目の講演を行った。
講演では、中国文明に脈打つ、文を尊ぶ“尚文”の気風について論及するとともに、「神」ではなく「人間」を一切の座標軸としていく中国思想にこそ、平和への道があるとした。
丁石孫学長は講演後に語った「この重要な講演は、北京大学の歴史に書きとどめられることでしょう。今日からは、池田先生は、北京大学の一員です。今後、機会あるごとに北京大学にお戻りください」
授与式の冒頭、あいさつに立った丁石孫学長は、池田先生に名誉教授称号を授与できることは光栄であると述べ、池田先生の長年にわたる世界平和への貢献を賞賛。学術・教育交流、日中友好推進への尽力に感謝の意を表した。
授与式に引き続き、池田先生は「平和への王道——私の一考察」と題して、北京大学での2度目の講演を行った。
講演では、中国文明に脈打つ、文を尊ぶ“尚文”の気風について論及するとともに、「神」ではなく「人間」を一切の座標軸としていく中国思想にこそ、平和への道があるとした。
丁石孫学長は講演後に語った「この重要な講演は、北京大学の歴史に書きとどめられることでしょう。今日からは、池田先生は、北京大学の一員です。今後、機会あるごとに北京大学にお戻りください」