G7広島サミットへの提言
「危機を打開する“希望への処方箋”を」

2023年4月27日

画像:広島県と友好提携を結ぶメキシコのグアナファト州で、2022年9月から10月まで開催された「核兵器なき世界への連帯――勇気と希望の選択」展(グアナファト大学で)。同展は、2012年8月にIPPNWの第20回世界大会に合わせて広島市内で初開催されて以来、世界の21カ国90都市以上の会場で行われ、核兵器の禁止と廃絶を求める市民社会の連帯を後押ししてきた
広島県と友好提携を結ぶメキシコのグアナファト州で、2022年9月から10月まで開催された「核兵器なき世界への連帯――勇気と希望の選択」展(グアナファト大学で)。同展は、2012年8月にIPPNWの第20回世界大会に合わせて広島市内で初開催されて以来、世界の21カ国90都市以上の会場で行われ、核兵器の禁止と廃絶を求める市民社会の連帯を後押ししてきた
2023年5月に広島市で開催されるG7サミット(主要7カ国首脳会議)に寄せて、SGI(創価学会インタナショナル)会長である池田大作先生が「危機を打開する“希望への処方箋”を」と題する提言を発表した。

冷戦終結への流れを後押しする一翼を担った、核戦争防止国際医師会議(IPPNW)の共同創設者であるバーナード・ラウン博士の信念などに言及しながら、ウクライナを巡る危機の早期終結を図るための方途を探るとともに、核兵器の威嚇と使用を防止する上で必要となる措置について、G7サミットへの提案を行っている。

具体的には、2月の国連総会での決議に盛り込まれた“重要インフラや民間施設への攻撃の即時停止”を実現した上で、戦闘の全面停止に向けた交渉を市民社会の代表がオブザーバー参加する形で行うことを提唱。核問題に関しては、広島で被爆の実相を見つめ直す機会を通じて、G7の主導で「核兵器の先制不使用」の誓約に関する協議を進めることを呼びかけている。
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