2026.07.31
「三つの花ことば」 関西吹奏楽団
公開日:
2025年4月13日(日)に東大阪市文化創造館にて行われた、創価学会関西吹奏楽団 第45回定期演奏会より、三つの花ことば(酒井 格)をお届けします。
吹奏楽部向けの教材を作成するユニバース社に委嘱され、2005年夏に作曲。この曲が収められた曲集に付属する参考音源作成のため、同年12月にレコーディングという形で初演されました。
3つの短い曲からなる組曲で、第1曲「フリージア」(清香・無邪気)は、ポロネーズのスタイルを持つ小さなソナタ形式で、木管楽器で呈示される第一主題とファンファーレ風の第二主題で構成されています。
第2曲「ゆうがお」(はかない恋)は、三部形式の緩徐楽章で、ハ短調の情熱的な中部の前後に、変ホ長調の穏やかな音楽が配置されています。短いコーダに続いて、任意の楽器による独奏カデンツァがあります。この演奏は、どの楽器でのソロになったか、ぜひ動画をご覧になってご確認ください。
第3曲「べにくじゃく」(夜の美人)は、3曲の中では一番規模の大きな曲で、ロンド形式で書いてあり、二つの主題が交互に登場します。ティンパニが非常に重要な役割を持ち、アルトサックスのエキゾチックなソロにもぜひ注目してください。
小規模ながら交響曲のスタイルに則った形式で書いてあり、吹奏楽に親しむ子供たちに、西洋の伝統的な音楽様式を学んで欲しい願いも込めています。(酒井 格)
■関西吹奏楽団
創価学会関西吹奏楽団 昭和46年(1971年)1月に、創価学会関西音楽隊の中央楽団として、「関西吹奏楽団」の名称で発足しました。(愛称は「関吹・カンスイ」)
以来「音楽で人々に勇気と希望を」をモットーとし、数々の著名演奏家・作曲家を招きながら、定期演奏会など幅広く文化・音楽運動を展開しています。
昭和55年(1980年)には全日本吹奏楽コンクールにおいて、音楽隊として初の全国大会「金賞」を受賞。2023年10月に行われた全国大会でも21度目の「金賞」を受賞し、通算24回の全国大会に出場しています。
また、被災地の復興支援として2015年より東北地方、2023年には中国地方において5度の「希望の絆」コンサートを開催。楽団員は一般の学生や社会人の男性のみで構成されており、その編成から奏でられる重厚なサウンドを持ち味としています。
