2025.12.04
年間の活動
2026年の活動について
年間テーマ
「世界青年学会 躍動の年」
2026年は、日本の広布史においては聖教新聞創刊75周年、大阪の戦い・山口開拓指導から70年の佳節を迎えるとともに、世界広布の歴史においては、池田大作先生のアジア初訪問・ヨーロッパ初訪問65周年という節目を迎えます。池田先生が「人類の『宿命転換』を、断固として成し遂げていくべき勝負の時」と言われた2030年までの「勝負の10年」もいよいよ後半に入り、学会創立100周年への広布推進を、一段と加速させていきたいと思います。
池田先生は、次のようにつづられています。
「“さあ、これからだ!”“また、新しい挑戦をしよう!”“生涯、前進だ!”というのが信心であり、仏法者の生き方なんです。そこに、生命の躍動があり、歓喜があり、幸福がある」と。強き祈りを根本に、信心の歓喜あふれる「さあ、これから」の前進を開始していきましょう。
さらに「開かれた世界市民の友情を結び、平和の連帯を広げる。ここに我らの世界宗教の生き生きとした躍動がある」ともつづられました。
はずむ心で対話拡大に挑戦し、自他共の幸福を大きく広げる創価の使命を存分に果たしていきましょう。
一人一人が躍動の生命で広布拡大に挑み、「世界青年学会」をさらに発展させていく決意を込めて、2026年は年間テーマを「世界青年学会 躍動の年」と掲げ、前進していきます。
池田先生は、次のようにつづられています。
「“さあ、これからだ!”“また、新しい挑戦をしよう!”“生涯、前進だ!”というのが信心であり、仏法者の生き方なんです。そこに、生命の躍動があり、歓喜があり、幸福がある」と。強き祈りを根本に、信心の歓喜あふれる「さあ、これから」の前進を開始していきましょう。
さらに「開かれた世界市民の友情を結び、平和の連帯を広げる。ここに我らの世界宗教の生き生きとした躍動がある」ともつづられました。
はずむ心で対話拡大に挑戦し、自他共の幸福を大きく広げる創価の使命を存分に果たしていきましょう。
一人一人が躍動の生命で広布拡大に挑み、「世界青年学会」をさらに発展させていく決意を込めて、2026年は年間テーマを「世界青年学会 躍動の年」と掲げ、前進していきます。
創立100周年へ わたしの挑戦
「創価学会 永遠の五指針」(一家和楽の信心、幸福をつかむ信心、難を乗り越える信心、健康長寿の信心、絶対勝利の信心)を胸に、創立100周年へ自身の目標を定めて「信行学」の実践に挑戦し、信心の歓喜と確信を深めよう。
- ●毎日の勤行・唱題を根本に、その功力を自らの姿で示しながら、自他共の幸福を広げる折伏・弘教に挑戦しよう。
- ●自分自身が“相手にとっての善き友人”となって誠実に友情を育(はぐく)みながら、地域と社会で信頼を築こう。
- ●御書の拝読、小説『新・人間革命』の研さんに挑戦しよう。日々、聖教新聞を読み、前進と成長の糧にしよう。
<池田先生の指針>
「正しい人生を歩むためには、『善き友』の存在が何より大切である。『善き友』と一緒に進むところに成長も充実もあるからだ。それには、まず自分が相手にとって『善き友』になることである。誠実第一に、一人の友を大切に、そして、2人、3人、10人と、新しい友情を楽しく築いていただきたい」
1.躍動の生命で、「折伏・弘教」に挑戦しよう!
「創価学会は、永遠に『折伏』の団体である」
「日蓮仏法は『下種仏法』であり、仏法対話をして、自他共の“心の田”に仏の種を蒔く『下種』が一切の出発点である」
「日蓮仏法は『下種仏法』であり、仏法対話をして、自他共の“心の田”に仏の種を蒔く『下種』が一切の出発点である」
- 皆が仏法対話に挑戦できるよう、たたえ合いながら前進しよう。
- SOKAnetやVOD番組などの各種コンテンツ、また「聖教電子版」も含め聖教新聞を、下種拡大に積極的に活用しよう。
- 100周年までの5年間、毎年、全ての地区が弘教の達成を目指そう。
(本尊流布、新会員、分世帯、新世帯、お守り御本尊による入会のいずれかの達成)
2.「青年世代」「未来部」の躍動で、世界広布の新たな展開を!
「永遠に『青年創価学会』であり、『世界青年学会』です」
「青年が思う存分活躍し、栄え光る。これ以上に頼もしく、希望に溢れることはありません」
「青年が思う存分活躍し、栄え光る。これ以上に頼もしく、希望に溢れることはありません」
- 青年世代(男子部・学生部・池田華陽会・ヤング白ゆり世代)の大胆な発想と行動で、広布のすそ野を広げよう。2026年下半期から2027年にかけて、方面もしくは県で開催する「ユースアクションフェス」(総称)を大成功させよう。
- 「創価学会後継者の日」制定50周年、「青春対話」連載開始30周年である2026年が “未来部 躍動の年”となるよう、取り組みを充実しよう。信心の継承へ「未来・ファミリーデー」など創意工夫しながら、全世代で未来部を温かく育もう。
- 青年世代が広布拡大に注力できるよう、会合の役員は、青年世代以外の壮年部・女性部が率先して担うなど、応援しよう。
- 100周年までの5年間、毎年、全ての支部が新しい青年世代の輩出を目指そう。
(青年世代の新たな入会、新たな活動者の誕生など)
3.一人一人を大事に、躍動する地区を皆でつくろう!
「『伝統の座談会』と呼ぶのも、“長年、続いている”からではない。座談会を根本に、一人一人を大事にしてきた、その『心』が、学会の伝統なのです。学会はつねに、無名にして健気なる『民衆』を、励ましぬいてきたのです。そこに座談会の“魂”がある」
- 座談会を最重要行事として取り組み、「内容の充実」と「友人も含めた新しい人の参加」を目指そう。
- 訪問・激励や懇談などを通じ、一人一人との日常的なつながりを強め、皆で成長の一年にしよう。
- 各部一体の取り組みとともに、世代ごとの会合の開催や励ましの強化も進めよう。
- 女性部の「グループ学習・懇談」を充実するとともに、壮年部も「少人数での学習・懇談」を定期的に推進しよう。座談会やグループなど少人数で集まった際にも、御書や小説『新・人間革命』をひもとく機会を設け、学会精神を深め合おう。
- 全てのリーダーが友好拡大と励ましに注力するために、会合・会議を減らすとともに、連絡・報告事項や配布物も実施の有無をよく検討して削減し、進めるべきことは皆で分担しよう。SDGsの観点からペーパーレス化を進めよう。
2026年の年間主要行事・日程
<基本日程>
1.座談会
- 毎月の開催を原則としつつ、全国一律の「座談会の週」は設けません。3・6・9・12月は原則として、地区座談会の開催とし、統監における座談会参加者数の報告は、3・6・9・12月の開催分のみとします。それ以外の月は、座談会の①日程(座談会の週の設定有無および期間)、②単位(ブロック・地区・支部など)、③形態(懇談的・双方向・世代別・青年座談会・未来座談会など)を、方面・県で検討・決定します。
- 地区協議会の開催頻度、「励まし週間」設定の有無および期間も、方面・県で検討・決定します。
2.全国配信行事
本部幹部会の全国配信行事は、年2回の開催とします。配信の会場・時間帯は各県・区で決定します。
- ①5・3「創価学会の日」記念 本部幹部会 配信行事
4月に、会館・SOKAチャンネル個人会場・モバイルSTBで配信予定。 - ②全国未来部総会(仮称) 配信行事
8月に、会館・SOKAチャンネル個人会場・モバイルSTBで配信予定。 - ③青年部幹部会(仮称)・SGI青年研修 配信行事
9月に、会館・SOKAチャンネル個人会場・モバイルSTB・Sokanetで配信予定。 - ④11・18「創価学会創立の日」記念 本部幹部会 配信行事
11月に、会館・SOKAチャンネル個人会場・モバイルSTBで配信予定。
3.各種行事
- ①支部・地区総会
「支部・地区総会」の開催の有無、開催期間、開催単位、内容等は、方面・県で決定します。 - ②女性部総会
「女性部総会」は、方面・県で決定した期間(4月〜7月)に、グループ単位で開催します。 - ③教学試験・教学講座の実施
- ・ 「教授講座」(参加対象は教授・名誉教授・師範など)は、会館・SOKAチャンネル個人会場で、1月〜3月に配信予定。配信の会場・時間帯は各県・区で決定。今回、教授認定は行いません。
- ・ 「教学部任用試験(仏法入門)」は6月7日(日)に実施予定。
- ・ 「教学部教授補登用講座」(対象は壮年・女性部の助教授補)を実施。対象者は、7・8月に配信される講座を視聴。9月に面談を行う予定。
- ・ 各自の教学研さんのために、「オンライン教学講座」を原則月1回、2026年1月から配信(会館・SOKAチャンネル個人会場・モバイルSTB・Sokanetにて、視聴期限なし)。初回から数回は「報恩抄」講義。
<未来部の取り組み>
1.年間スケジュール
年間を通じて、座談会・本部幹部会に家族で参加できるよう、各部が協力して励ましを。8月に全国の高等部員の代表が集う「全国未来部夏季研修会」、8月~10月に各地で中・高等部員が主体的に行う「未来部大会(中・高等部大会)」(総称)を開催。未来部の月間は“未来部ファースト”で取り組もう。
「未来部希望月間(3月1日~31日)」
- 「未来部卒業部員会」、少年少女合唱団「入卒団式」を開催(開催単位は方面・県で決定)。対象となるメンバーに記念品を贈呈します。
※4月には「新入生歓迎の集い」(開催単位は方面・県で決定)を開催します。
「未来部躍進月間(7月18日~8月31日)」
- 「未来部サマーチャレンジ」(「イングリッシュチャレンジ」「読書感想文コンクール」「きぼう作文コンクール」「少年少女希望絵画コンクール」の四つから自由に選択)への応募を推進しよう。
「未来部勝利月間(12月1日~2027年1月15日)」
- 少年少女部「きぼうフェスティバル」(開催単位は方面・県で決定)を開催します。
2.毎月の「未来・ファミリーデー」の取り組み
これまでの「未来部の日」を「未来・ファミリーデー」に変更し、原則、毎月1回、方面・県で設定。各部一体で取り組もう。
- 入会の有無にかかわらず未来部・未就学世代とその家族が懇談・交流する機会を各会館で設けるなど、参加者の喜びが広がるよう、内容や形式を創意工夫して開催しよう。
- 未来部員会の充実も図ろう。
<会館での諸行事>
1.新年勤行会
- 「新年勤行会」(1月1日、2日)を全国の会館で開催します。
2.記念の会合
以下の記念日の意義をとどめ、方面・県などで記念会合を開催します。
- 1・26
- 「SGI(創価学会インタナショナル)の日」
- 3・16
- 「広宣流布記念の日」
- 4・2
- 「第2代会長戸田城聖先生命日」
- 5・19
- 「創価学会常住御本尊記念日」
- 7・3
- 「第2代会長戸田城聖先生出獄記念日」
- 8・24
- 「第3代会長池田大作先生入信記念日」
- 9・8
- 「原水爆禁止宣言の日」
- 10・2
- 「世界平和の日」
- 11・15
- 「第3代会長池田大作先生命日」
- 11・18
- 「初代会長牧口常三郎先生命日」
3.勤行法要等
以下の記念日等の意義をとどめ、勤行法要・諸行事を開催します。
- ①「日蓮大聖人御聖誕の日」勤行法要(2月16日)
- ②「立宗の日」勤行法要(4月28日)
- ③「日蓮大聖人御入滅の日」勤行法要(10月13日)
- ◇
- ④「春季彼岸勤行法要」(3月20日を中心に)、「秋季彼岸勤行法要」(9月23日を中心に)
- ⑤「諸精霊追善勤行法要」(7月15日または8月15日を中心に)
- ⑥「世界平和祈念 戦没者追善勤行法要」(8月15日)
- ◇
- ⑦「成人の日記念 二十歳の集い」(1月12日)
- ⑧「七五三記念勤行会」(11月15日)
※阪神・淡路大震災「『阪神ルネサンスの日』勤行会」(1月17日)を関西にて、東日本大震災「福光勤行会」(3月11日)を東北にて開催。
4.墓園での勤行法要
- 全国の墓園・納骨堂では、「日蓮大聖人御入滅の日」である13日に、毎月、勤行法要を実施。また、牧口常三郎先生の命日(18日)、戸田城聖先生の命日(2日)、池田大作先生の命日(15日)に勤行法要を行います。
- 春季・秋季彼岸勤行法要を行うとともに、「諸精霊追善勤行法要」(7月15日または8月15日)を実施します。
2026年の平和・文化・教育運動
世界では紛争などによって多くの尊い生命が犠牲になり、また、社会の対立と分断が深まる中、一人一人の生命と尊厳を守るために、「自他共の幸福と平和」を目指す時代潮流を高めることが急務となっています。人類が岐路に立つ今、創価学会は2026年を、新たな希望を創る、躍動の一年としたい。私たちは、創価学会の社会憲章が掲げる、核兵器のない世界の実現、気候危機への対処など、人類が直面する脅威に対し結束して立ち向かうため、仏法の生命尊厳の思想に立ち、「平和・文化・教育」の連帯を世界に広げる公共的使命を果たしていきます。その中で、池田大作先生が訴え続けた「民衆の声を生かす国連」とのビジョンに立ち、SGI国連事務所とも協力して、国連諸機関、信仰を基盤とした団体(FBO)、市民社会との協働をはかります。そして、青年の参画とジェンダーの主流化を加速させながら、「戦争と暴力の文化」から「平和と非暴力の文化」へ、グローバルな草の根の意識変革を力強く進めてまいります。
1.「平和の文化」 を築こう
「平和の文化」を築く取り組みを幅広く展開します。そのために、「対話」を通した啓発、人と人とのネットワークの拡大を通した「誰も置き去りにしない」社会的包摂への貢献へ、各種の平和への取り組みを支援します。
- ①日本・アジアをはじめ全世界の戦争犠牲者を追悼し、平和への誓いを新たにする「世界平和祈念 戦没者追善勤行法要」を開催
- ②女性平和委員会は、「平和の文化」構築に尽力する識者を招き、講演会を開催
- ③青年世代は、広島・長崎・沖縄を中心とした「青年不戦サミット」、戦争・被爆体験を継承するための証言会を開催。各種平和意識調査を実施。若者のネットワークの拡大、取り組みを推進。また、平和提言選集『未来をひらく選択』、「大白蓮華」の連載「リフレクト」等を活用し、池田先生の平和提言を研さん
- ④戸田平和記念館(横浜市)、沖縄研修道場などで平和意識の啓発活動を実施
- ⑤平和構築の議論に青年の参画を求める国連安全保障理事会「2250決議」をはじめ「青年・平和・安全保障に関する決議」、女性の参画を求める「1325決議」と、それに続く「女性・平和・安全保障に関する決議」の普及を支援
- ⑥21世紀の国際社会に即した平和倫理、生命倫理の構築のための議論を推進
- ⑦戸田記念国際平和研究所による協調的安全保障や平和構築等に関する研究活動を支援
- ⑧東洋哲学研究所、池田国際対話センターが進める宗教間・文明間対話や相互理解のための事業を支援
- ⑨民音研究所による「平和構築の音楽」を探求する研究活動を支援
2.核兵器廃絶、軍縮へ連帯を広げよう
核兵器使用のリスクは依然として高く、核軍縮および核兵器廃絶に向けた議論が一層重要です。核兵器が「絶対悪」であることを一貫して訴えてきた池田先生の平和思想を継承し、その理念を基調に核兵器禁止条約(TPNW)の批准国・署名国の着実な増加や、その意義の普及に寄与します。また、自律型兵器(AIを搭載し、人間による有意の制御なしに自ら標的を選別し攻撃する兵器)の禁止と法規制およびAIの軍事利用がもたらすリスクへの議論に貢献します。そして、平和・軍縮教育を草の根レベルで推進していきます。
- ①核軍縮・廃絶に関する各種国際会議〈「核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議」、「核兵器禁止条約再検討会議」等〉への参加を通して、倫理面から議論に貢献
- ②信仰者のコミュニティーとして、生命尊厳の観点から核兵器の廃絶を訴えるメッセージを継続して発信
- ③核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)等と協力し、「核兵器禁止条約」の意義を普及する取り組みを推進。その一環として、広島・長崎をはじめ、核実験等の被害者である「グローバルヒバクシャ」に関する教育・意識啓発を推進
- ④核兵器問題に関する教育・意識啓発を推進し、核兵器廃絶を求める市民の連帯を拡大(展示会の実施等)
- ⑤「核兵器とSDGs(持続可能な開発目標)」をテーマにした議論を推進
- ⑥「核兵器の先制不使用」の原則に関する議論を促進し、核兵器使用のリスク低減の取り組みを推進
- ⑦女性平和委員会は、ユース会議を中心に被爆・戦争体験の継承活動を推進し、フォーラムを開催
- ⑧自律型兵器に関する各種国際会議への参加を通して、倫理面から議論に貢献
- ⑨国際ネットワーク「ストップ・キラーロボット」等と協力し、自律型兵器に関する教育・意識啓発を推進し、同兵器の禁止と法規制に向けた世論形成に寄与
3.「人権文化」を築き、「ジェンダー平等」「女性のエンパワーメント」を推進しよう
2026年は国連人権理事会の創設20周年の佳節を迎えます。また、若者と子どもを主な焦点とし、ジェンダー平等、気候変動・環境、デジタル技術を重点領域とする「人権教育のための世界プログラム」第5段階(2025-2029)が進行中です。人権の普遍的精神を体現し実践する草の根の連帯を広げ、人権文化の確立に尽力するとともに、幅広い教育・啓発活動に注力します。
- ①「人権教育ウェブサイト」(英語・フランス語・スペイン語・アラビア語)の普及、活用
- ②国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)、アムネスティ・インターナショナルと共に、人権教育映像「チェンジメーカー:若き人権教育者のストーリー」を用いた意識啓発活動を推進
- ③映画「尊厳への道」や子どもたちが親しめる紙芝居「わたしたちの権利」等の人権教材の活用
- ④人権教育の促進のため、国連人権理事会の討議に参加し貢献
- ⑤ジェンダー平等促進と多様性への理解促進のため、国連女性の地位委員会(CSW)などへの貢献を継続
- ⑥女性のエンパワーメントのための「若い女性のリーダーシップ」プロジェクトを推進
- ⑦生命尊厳の立場から、死刑制度廃止に関する意識を啓発
- ⑧12月10日の「世界人権デー」を記念し、第9回ユースフォーラムを開催
- ⑨女性平和委員会は、「女性のリーダーシップが未来をひらく」とのテーマで、フォーラムや講演会を開催
- ⑩女性平和委員会は、「子どもの権利」への意識を高める活動を推進
- ⑪青年平和会議を中心に、ユース連続セミナー等を開催
4.気候変動対策を進め、SDGs(持続可能な開発目標)の達成を支援しよう
「誰も置き去りにしない」との、仏法の生命尊厳・平等観にも通ずる誓いが掲げられた「SDGs」は、目標年である2030年まであと4年。その達成を、青年や女性を先頭に市民社会の立場から後押しします。また深刻さを増す「気候危機」については、国連気候変動枠組み条約第31回締約国会議(COP31)等の場を通じ、宗教者としてのメッセージの発信に一層注力します。
- ①持続可能な開発のための教育(ESD)の活動として、地球憲章インタナショナル等と連携し、「希望と行動の種子」展を開催
- ②国内外のFBO等と連携して、SDGs達成や気候変動対策における、倫理面など宗教コミュニティーの独自の役割に関する議論を進め、また、その普及に貢献
- ③VOD「『気候危機』を乗り越えゆくための挑戦」など、個々人に行動を促す映像作品の視聴を推進
- ④全国の会館の使用電力について、再生可能エネルギー由来のものへの転換を引き続き推進
- ⑤生物多様性に関する国際社会の議論に、仏教者の視点を生かして貢献
- ⑥ブラジルの「創価研究所――アマゾン環境研究センター」の活動を支援し、森林再生にも貢献
- ⑦アフリカにおける森林再生、女性の自立への支援を継続
- ⑧ローマクラブ等と協働し、気候危機に取り組む世界の青年の育成に貢献するとともに、社会の変革のための「内面の変革」の重要性を掘り下げ、国際社会に発信
- ⑨女性平和委員会は、「未来をひらくSDGsフォーラム」を各地で開催
- ⑩東北“地域学”運動などを通じて、地域の持続可能性やSDGs推進の議論に貢献
5.地域のネットワークと国際的な連帯を生かし、人道活動に力を注ごう
自然災害の頻度が高まり、被害も増大する中、信仰を基盤とした地域のネットワークは、一人一人のレジリエンス(回復力)を高めて緊急時に大きな力を発揮することが、国際的に注目されています。誰一人取り残さない防災・減災の取り組みや復興支援を一層推進するために、多様な組織との連携を図ります。また難民問題については、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に提出したプレッジ(宣言)に沿って支援活動を継続します。
- ①東北や能登など、近年の大規模災害に見舞われた各地で、被災体験の聞き取りや証言会の活動を継続。復興支援のため、「希望の絆」コンサートを開催。「東北福光みらい館」での情報発信を強化
- ②創価学会による災害救援や復興支援の経験を生かし、また、その他の社会一般の取り組みに関する調査を実施して、国連機関等による、よりよい防災・復興の取り組みの議論に貢献。また青年部や各県事務局とも連携して、当会として災害に対する備えを強化
- ③難民問題や国際人道法に関する意識啓発のため、UNHCRなどの活動を支援。難民映画の上映会や国際人道法関連の展示会などを実施
- ④他のNGO(非政府組織)と協力し、難民の子どもたちの教育を支援
- ⑤社会本部各部、地域本部各部は、個人の活動を通じて、地域社会の発展と向上に貢献
6.市民社会における多角的な文化活動を展開しよう
グローバル化が進展する現代にあって、各国・各地域の多様な文化を守り育む活動や、それらを共有するための多角的な活動を推進します。また、それを担う人材の育成にも継続して取り組みます。
- ①多彩な展示を開催
- ・ 宇宙との関わりを通じて「地球人」としてのあり方を問い直す「わたしと宇宙展」
- ・ 子どもから高齢者まで「読んで」「語って」「参加」できる「絵本とわたしの物語展」
- ・ 親子で体感的に「食の大切さ」「命のつながり」を学べる「ごはんといのちのストーリー展」
- ・ 社会に広く「活字文化」の重要性を伝える「世界の書籍展Ⅱ」
- ・ 写真文化の普及、向上を目指す「自然との対話」写真展
- ・ 言葉の豊かさや大切さを学び考える「ことばのチカラ展」
- ②全国主要会館の「創価ライブラリー」の充実と多彩なイベントで、良書との出合いを促進
- ③民主音楽協会による、多角的な音楽文化活動と各国との文化交流を支援
- ④東京富士美術館による、国内外における文化の相互交流の活動を支援
- ⑤東洋思想、なかんずく仏教の思想・哲学の研究および関連の学際的研究を推進する東洋哲学研究所を支援
- ⑥文化本部各部、国際本部各部は、個人の活動を通じて文化・学術の振興に貢献
- ⑦各部・各地の音楽団体(音楽隊、富士鼓笛隊、合唱団等)は、演奏活動を通じて地域社会の活性化に貢献
7.「教育のための社会」 実現へ、人間主義の教育運動を進めよう
社会全体の教育力向上のために、「教育のための社会」への転換を図るべく、幅広い運動を推進します。
- ①教育本部は「人間主義」の教育運動を展開
- ・ 教育者と地域社会の教育力向上のために、各地で人間教育実践報告大会、教育フォーラムを開催
- ・ 家庭教育懇談会等を各地で開催して、家庭教育の向上に貢献
- ②山間地や離島、被災地などへの図書贈呈を推進
- ③価値創造を実践する「世界市民」の育成を目指す創価大学、アメリカ創価大学、創価学園を支援
- ④創価教育に関する国際学術交流を支援
- ⑤世界各地の学術機関に設置されている池田思想研究機関と連携
- ⑥教育の振興を通して青少年の健全な育成を図る牧口記念教育基金会の活動を支援
- ⑦平和、人権、SDGs、人道等に関する展示や映像などの教育ツールを通し、世界市民教育を展開
- ⑧平和教育の学習教材を、SOKAチャンネルVOD等を通じて提供
