2024.10.03
朝晩の祈り(勤行・唱題)
創価学会員の祈りとは
創価学会員は、朝と晩に、御本尊に向かい、法華経の方便品と寿量品を読み、「南無妙法蓮華経」の題目を唱える「勤行(ごんぎょう)」を行います。また、特に題目を唱えることを「唱題」といいます。
自身に具わる仏の生命を開く
勤行・唱題は、自身に具わる仏の生命を開いていくための実践であり、その目的は、苦難や困難に打ち勝つ強い自己を築くことにあります。
日蓮大聖人の仏法では、私たちの生命の内に、慈悲と智慧にあふれる仏の生命境涯、すなわち仏界が、本来、厳然と具わっていると説きます。
しかし、私たち自身の生命の内に具わった力であっても、それを現実の人生にあって、現し働かせていくためには、具体的な変革・開拓の作業が必要です。
仏の境涯を自身の生命に顕現するためには、道理に適った実践の持続が必要であり、この基本となるのが勤行・唱題です。
日蓮大聖人の仏法では、私たちの生命の内に、慈悲と智慧にあふれる仏の生命境涯、すなわち仏界が、本来、厳然と具わっていると説きます。
しかし、私たち自身の生命の内に具わった力であっても、それを現実の人生にあって、現し働かせていくためには、具体的な変革・開拓の作業が必要です。
仏の境涯を自身の生命に顕現するためには、道理に適った実践の持続が必要であり、この基本となるのが勤行・唱題です。
なぜ毎日祈るのか
日蓮大聖人は、勤行・唱題を、曇った鏡を磨くことに譬えて次のように仰せです。
「たとえば、曇っていてものを映さない鏡も、磨けば宝石のように見えるようなものである。根本の迷いに覆われた生命は、磨かない鏡のようなものである。これを磨くなら、必ず真実の覚りの智慧の明鏡となるのである。深く信心を奮い起こして日夜、朝夕に、また怠ることなく自身の生命を磨くべきである。では、どのようにして磨いたらよいのであろうか。ただ南無妙法蓮華経と唱えること、これが磨くということなのである」(趣意)
この譬えで示されているように、鏡自体は磨く前も磨いた後も同じ鏡であり、別のものに変わるわけではありませんが、はたらきは全く違ってきます。同じように、私たち自身も、日々の勤行・唱題を持続することによって自身の生命が鍛え磨かれ、そのはたらきが大きく変革されてくるのです。
「たとえば、曇っていてものを映さない鏡も、磨けば宝石のように見えるようなものである。根本の迷いに覆われた生命は、磨かない鏡のようなものである。これを磨くなら、必ず真実の覚りの智慧の明鏡となるのである。深く信心を奮い起こして日夜、朝夕に、また怠ることなく自身の生命を磨くべきである。では、どのようにして磨いたらよいのであろうか。ただ南無妙法蓮華経と唱えること、これが磨くということなのである」(趣意)
この譬えで示されているように、鏡自体は磨く前も磨いた後も同じ鏡であり、別のものに変わるわけではありませんが、はたらきは全く違ってきます。同じように、私たち自身も、日々の勤行・唱題を持続することによって自身の生命が鍛え磨かれ、そのはたらきが大きく変革されてくるのです。
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