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「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」に参加――創価学会女性平和委員会の取り組み

公開日:

いま、子どもたちは、元気に笑っているでしょうか。
暴力のない安心の環境で育っているでしょうか。
自分をかけがえのない存在と思い、周りの人も自分と同じように大切にできているでしょうか。

子どもたちの、小さな声に耳を傾けて
子どもにとって「一番いいこと」は何か
子どもの笑顔のために何ができるか
みんなで考え、支えていきたいと思います。

「すべての子どもたちが幸せに、心身ともに健やかに育ってほしい」との願いをこめた「子どもの権利条約」は、1989年11月20日、国連で、全会一致で採択されました。

子どもを“守られるだけの存在”から“権利を行使する主体”へと、それまでの「子ども観」を大きく変えた画期的な条約です。

2021年1月現在、条約には196か国・地域が参加。日本は1994年に批准しました。

創価学会女性平和委員会は、条約の一日も早い国内批准を願って、1991年から展示・講演会を開催するなど、条約の啓発への取り組みを進めてきました。

条約の批准後も、2006年には「平和の文化と子ども展」を制作し、全国を巡回。

日本が批准して20周年の2014年からの2年間は、「子どもたちとつくる平和の文化キャンペーン」を展開。条約の主題でもある「子ども参加」を掲げ、全国各地で「子どもたちとつくる平和の文化フォーラム」を開催しました。

その国における条約の浸透と履行を検証するための「国連子どもの権利委員会」へ提出する、数回にわたるNGOリポートの作成にも参加してきました。

条約採択30年・日本批准25年の2019年から始まった「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」にも参加しています。

その一環として、条約の啓発のためのパンフレット『子どもの笑顔を広げよう!』を作成。そのなかで、2020年4月施行の法律、保護者等による“しつけ”と称する体罰の禁止にふれ、たたかない、怒鳴らない子育ての推進を訴えています。

※パンフレットをダウンロード
(四つ折り用の形式です)

また、オンライン上で「子どもの笑顔を広げよう!クイズ&アンケート」を2020年11月から2021年4月まで実施。
約20,000件のご回答をいただきました。
下記のリンクからアンケート結果をダウンロードすることができます。
※結果報告(PDF)をダウンロード

たくさんの方にご協力いただき、ありがとうございました。

この記事の取り組みは、以下の目標に寄与することを目指しています

●目標4. 質の高い教育をみんなに
すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し生涯学習の機会を促進する

●ターゲット4.7
2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。

●目標16. 平和と公正を全ての人に
持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する

●ターゲット16.2
子どもに対する虐待、搾取、取引及びあらゆる形態の暴力及び拷問を撲滅する