ポップス描写曲「メイン・ストリートで」創価グロリア吹奏楽団

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この作品は1976年の全日本吹奏楽コンクール課題曲として、日本の吹奏楽ポップスの父といわれる岩井 直溥 氏によって作曲されました。

課題曲としてドラムセットやエレキベースが入ったポップス調の楽曲が取り上げられることは珍しく、発表から46年が経過した今でも、岩井氏が作曲した課題曲の中で人気の一曲です。

岩井氏は、当時住んでいた東京都中野区のブロードウェイ商店街にあるメインストリート(大通り)の一日をこの曲に表したと述べられています。

1970年代、日本経済が成長していく時代背景の中、多くの人が行き交う大通りの一日(夜明け~朝~昼~夜)を描写した曲となっており、曲の中では車のクラクションをトランペットが表現するなど、よくよく耳を凝らして聴いてみると、多様な一日の光景が浮かんでくる面白さを感じられます。

楽しい街並みとそこを通る人々の雰囲気を、ワクワクするリズムとメロディーをお楽しみください。

創価グロリア吹奏楽団

創価学会音楽隊の中央楽団として、「音楽隊第一吹奏楽団」の名称で発足。1980年に「創価学会東京吹奏楽団」と改称。

1996年吹奏楽コンクールに初出場。翌97年に東京都代表として、第45回全日本吹奏楽コンクール(主催:全日本吹奏楽連盟・朝日新聞社)の全国大会に出場を果たし、金賞を受賞しました。

1997年11月1日に、「創価グロリア吹奏楽団」と改称。2002年からは同コンクールにおいて3年連続の金賞を受賞。
さらに2009年より2015年まで6大会連続金賞を受賞(2012年は規定により不出場)。2021年には通算14度目の金賞を受賞しています。

定期演奏会やファミリーコンサートの開催、イベントへの出演やレコーディングなど広範な活動を続け、東日本大震災の被災地支援の活動として、2011年5月には千葉県旭市で「復興応援コンサート」、2013年4月には福島県南相馬市にて「福光の春コンサート」を開催しました。

2014年からは、さらなる継続的な活動として「希望の絆」コンサートと題して、岩手県(大船渡市・釜石市・宮古市・盛岡市・遠野市)、福島県(福島市・須賀川市)、宮城県(多賀城市・石巻市・名取市・富谷市・仙台市・栗原市・大崎市・黒川郡大和町、大郷町)にて演奏会を開催。

2018年には熊本地震の復興支援活動として、熊本県(熊本市・宇土市・菊池郡菊陽町)で開催しました。

楽団員は、首都圏に在住する青年メンバーで構成されています。