「アリランと赤とんぼ」関西吹奏楽団

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2022年2月27日、神戸文化ホールで開催された関西吹奏楽団第42回定期演奏会から、「アリランと赤とんぼ」をお届けします。

この作品は、朝鮮半島の代表的民謡「アリラン」と山田耕筰作曲の童謡「赤とんぼ」を使って吹奏楽曲に編曲されました。

曲は「赤とんぼ」に始まり、その後、「アリラン」が色々な楽器で歌われ、再び、韓国の伝統的なリズム(チャンダン)に乗って「赤とんぼ」が出てきます。

「赤とんぼ」のメロディーが様々な形に展開しながら、金管楽器によるコラールでクライマックスを迎えた後、最後は「アリラン」と「赤とんぼ」を同時に奏でながら静かに終えます。

編曲を手掛けた、作曲家の高昌帥氏による指揮での演奏です。

創価学会関西吹奏楽団

昭和46年(1971年)1月に、創価学会関西音楽隊の中央楽団として、「関西吹奏楽団」の名称で発足しました。(愛称は「関吹・カンスイ」)

以来「音楽で人々に勇気と希望を」をモットーとし、数々の著名演奏家・作曲家を招きながら、定期演奏会など幅広く文化・音楽運動を展開しています。

昭和55年(1980年)には全日本吹奏楽コンクールにおいて、音楽隊として初の全国大会「金賞」を受賞。

2022年10月に行われた全国大会でも20度目の「金賞」を受賞し、通算22回の全国大会に出場しています。

また、東日本大震災後の被災地復興支援として2015年より東北各地において4度の「希望の絆」コンサートを開催。楽団員は一般の学生や社会人の男性のみの構成されており、その編成から奏でられる重厚なサウンドを持ち味としています。