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「カンティレーナ」 関西吹奏楽団

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2024年5月5日、フェニーチェ堺で開催された関西吹奏楽団第44回定期演奏会から、「カンティレーナ」をお届けします。

「カンティレーナ」は1976年度全日本吹奏楽コンクールの課題曲として、吹奏楽連盟からの委嘱で保科洋氏が作曲した吹奏楽曲です。

当時の吹奏楽コンクール課題曲は中学校用と高校(以上)用に分かれており、この作品は中学校用課題曲として委嘱をされましたが、当時の中学校のレベルからすると非常に難しかったようで、後の課題曲の在り方にも影響を与えた、愛着のある曲だと作曲者は語っております。

シンプルなマーチですが、スーザなどに代表されるマーチとは一味違うこの曲のスタイルに注目しながらお聞きください。

なお、当演奏は、作曲者自身の手で作り直された改訂版となります。

■関西吹奏楽団

創価学会関西吹奏楽団 昭和46年(1971年)1月に、創価学会関西音楽隊の中央楽団として、「関西吹奏楽団」の名称で発足しました。(愛称は「関吹・カンスイ」)

以来「音楽で人々に勇気と希望を」をモットーとし、数々の著名演奏家・作曲家を招きながら、定期演奏会など幅広く文化・音楽運動を展開しています。

昭和55年(1980年)には全日本吹奏楽コンクールにおいて、音楽隊として初の全国大会「金賞」を受賞。2023年10月に行われた全国大会でも21度目の「金賞」を受賞し、通算24回の全国大会に出場しています。

また、被災地の復興支援として2015年より東北地方、2023年には中国地方において5度の「希望の絆」コンサートを開催。楽団員は一般の学生や社会人の男性のみで構成されており、その編成から奏でられる重厚なサウンドを持ち味としています。