国連の環境会議「ストックホルム+50」 SGIなどが共同声明

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2022年6月2、3日の両日(現地時間)、国連人間環境会議の開催50周年を記念して国連が招集した国際会議「ストックホルム+50」が、スウェーデンのストックホルムで行われた。
 
「かけがえのない地球」を合言葉に、1972年6月に開かれた国連人間環境会議は、環境問題を扱った初の政府間会議。国連環境計画(UNEP)の設立や、6・5「世界環境デー」の制定につながった。池田先生は、平和提言や識者との対談で繰り返し同会議の意義に言及している。
 
ストックホルム+50に際しては、UNEPが主導して発足した、信仰を基盤とした団体(FBO)の集まり「地球のための信仰」が共同声明を発表。SGI(創価学会インタナショナル)も起草に携わった。
 
声明では気候変動、生物多様性の損失、環境汚染という危機が、人間の貪欲さや無関心によって悪化していると指摘。FBOとして環境保全や人々の生き方の変革に積極的に献身することをうたい、各国政府や国連機関などに、持続可能な地球の実現に向けた行動を呼び掛けている。