欧州宗教アカデミー年次会議がイタリア・ボローニャで開催

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創価学会の核軍縮運動をテーマとした学術セッションで、学識者が発表(ボローニャ市内で)


2022年620日から23日まで、欧州宗教アカデミーの年次会議がイタリア・ボローニャ市内で行われた。
 
21日の学術セッションでは「創価学会の核軍縮運動」をテーマに4人の学識者が登壇。運動の原点と趣旨、未来を巡って研究発表した。
 
イタリアの新宗教研究所のマッシモ・イントロビーニェ所長は、イタリア創価学会の核兵器廃絶運動「センツァトミカ(核兵器はいらない)」キャンペーンを紹介。芸術表現を使い、核兵器の悲惨さや平和の大切さを効果的に伝えていると語った。
 
欧州信仰自由連合のロシータ・ソリーテ氏は、池田大作先生の平和提言に言及。創価学会は確固たる思想的基盤を持つゆえに、危機の時代にあっても粘り強く平和運動を進めることができると述べた。
 
イギリス・バッキンガム大学のカズヒロ・トビサワ名誉研究員は、冷戦下における池田先生の民間外交などに触れ、仏法の平和思想の実践が国際社会に与える影響について論じた。
 
イタリア・ピサ大学のエンザ・ペレキア教授は、人間の内面的変革こそ核軍縮を進展させる鍵であると訴えた。