仙台で「周恩来と日中友好」展

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開幕式では孫駐新潟総領事(中央)、日本中国友好協会の橋本副会長(右から5人目)、学会の谷川主任副会長(左から5人目)らがテープカット(東北文化会館で)

日中国交正常化50周年を記念する「桜よ海棠よ永遠に――周恩来と日中友好」写真展の仙台展が2022年11月9日、創価学会の東北文化会館で開幕した。
 
幅広い分野の民間交流を重視し、両国の国交正常化への道を開いた周恩来総理。展示会場となった同会館の敷地には、総理の願いであった万代の友好を象徴するかのように、春が巡り来るたびに、桜や海棠の花が凜と咲き誇る。
 
開幕式には学会の谷川主任副会長らが出席。今村東北長の後、日本中国友好協会の橋本副会長が、国交正常化に心血を注いだ周総理の魂を胸に、日中関係の次なる50年へ出発したいと述べた。
 
在広州日本国総領事館の亀井総領事がビデオメッセージを寄せ、半世紀にわたる歴史を振り返り、両国の絆の重要性を再確認する機会にとあいさつ。中国駐新潟総領事館の孫総領事は、友好の道なき道を開いた先人の志を受け継ぎ、一段と健全で安定した関係の構築へ絶えず努力を重ねたいと語った。
 
仙台展は今月20日(日)まで。開館時間は午前10時から午後4時半。入場無料。

 

写真展の開幕式に続いて、来賓らが日中友好の軌跡を紹介したパネルに視線を注いだ(同)