アフリカへの人道支援としてUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に寄付

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学会本部別館で行われたUNHCRへの寄託式。原田会長がファルカス駐日代表(左から2人目)に目録を手渡した


創価学会はこのほど、アフリカへの人道支援としてUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に寄付を行うことを決定。寄託式が2022年11月28日、東京・信濃町の総本部で行われ、原田会長がカレン・ファルカス駐日代表に目録を手渡した。国連UNHCR協会の川合事務局長、学会の寺崎副会長、橋口女性平和委員会委員長らが同席した。
 
席上、ファルカス駐日代表はウクライナを巡る情勢はいまだ予断を許さないと述べつつ、アフリカをはじめ世界各地でも深刻な人道危機が続いていると指摘した。とりわけアフリカのソマリアやエチオピアなどでは、干ばつや紛争等で過去数十年で最悪の貧困・食糧危機に見舞われており、今回の支援は「多くの命を救うもの」と深謝。過酷な環境に置かれた子どもたちへの支援や食糧状況の改善等に活用したいと述べた。
 
原田会長は、駐日代表が今月末で離任となることから在任中の功績をたたえつつ、創価大学がUNHCR等と進める「難民を対象とする大学院推薦入学制度」や「難民高等教育プログラム」に言及。駐日代表も尽力した両プログラムの進展を喜び、学会としても人道支援を続けたいと語った。