米・池田対話センターが若手研究者の語らい 「大我」の生き方を巡って

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池田対話センターでの語らい

池田国際対話センターで行われた「ダイアログ・ナイト」。グループに分かれ、活発に議論した

  

アメリカの池田国際対話センター(マサチューセッツ州ケンブリッジ市)が主催する「ダイアログ・ナイト(対話の夕べ)」が2023年2月17日(現地時間)、同センターで開催された。
 
これは、若手研究者や学生が、社会的課題などを巡って議論する催し。今回は、米ハーバード大学で池田大作先生が行った2度目の講演(1993年9月)を題材に、大乗仏教で説く「大我」の思想について意見を交わした。
 
先生は同講演で、エゴイズムにとらわれた小さな自分(小我)ではなく、大きな自分、すなわち「大我」を開く生き方を訴えた。核兵器の脅威や気候危機など地球的課題が山積する今、その重要性は増している。
 
イベントでは、「大我」を開く鍵として、自己と他者の関係性を見つめ直す方途などが話題となった。