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長崎でピースフォーラム

公開日:

自作の紙芝居を朗読する三田村静子氏(長崎平和会館で)

  

長崎青年部と長崎女性平和委員会ユース会議が主催する「ピースフォーラム」が2024年7月28日、長崎平和会館(長崎市)で行われた。
 
長崎県被爆者手帳友の会副会長の三田村静子氏が、自作の紙芝居で被爆の実相を伝え、自らの被爆体験を語った。
 
氏は1945年8月9日当時3歳8カ月。爆心地から約4キロの自宅で昼食をとっていた。放射性降下物と思われる灰のようなものが降りかかったが、そのまま口にした。時を経て、その場にいたきょうだい4人と、氏と2人の姉の子どもががんをわずらい、4人ががんで死去。氏の長女は39歳で世を去った。
 
自身の体験を通して氏は、戦争も核兵器が使用されるような事態も、絶対にあってはならないと力を込めた。
 
その後、未来部と青年世代の友が、未来アクション・ミーティングを開催。平和のために自分にできることなどを巡って語り合った。ユース会議は被爆体験を聞く会を行った。

  

未来アクション・ミーティングでは未来部と青年世代の友がディスカッションを(同)

  

長崎の女性平和委員会ユース会議による被爆体験を聞く会(同)