このページの本文へ移動

本文ここから

米・池田国際対話センターで若手研究者らの語らい

公開日:

“不安の時代”の生き方巡り

  

池田国際対話センターのダイアログ・ナイト。小単位で活発な語らいが行われた

  

アメリカの池田国際対話センター(マサチューセッツ州ケンブリッジ市)の主催による「ダイアログ・ナイト(対話の夕べ)」が2024年8月16日(現地時間)、同センターで行われた。

名門大学が集まるボストン地域の若手研究者や学生が、社会課題について語り合うもの。今回は“不安の時代”の生き方を巡って意見を交わした。

現代は、核兵器の脅威や気候危機などの多様な課題を前に、将来への不安感が増している。偽情報の拡散が、人々の分断をあおる事例も多い。そうした厳しい現実にあって、池田先生は、環境や境遇を嘆くのではなく、勇敢な努力で道を開く重要性を述べるなど、内面の変革を訴えてきた。

イベントでは、先生の思想哲学を踏まえながら、人々が陥りがちな悲観的な見方を転換し、不屈の楽観主義で希望の人生を歩むための方途を議論した。