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東北で厳粛に福光勤行会

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岩手・大船渡など32会場 全犠牲者の冥福と復興を祈念

  

犠牲になった友をしのび、復興を誓い合った福光勤行会(大船渡文化会館で)


東日本大震災から14年――全犠牲者の冥福と被災地の復興を祈念する「福光勤行会」が2025年3月11日、東北32会場で厳粛に行われた。

岩手の三陸旭日県・大船渡共戦本部の勤行会は大船渡文化会館で開かれた。

この日は、2月26日に発生した大船渡市の山林火災によって長らく避難していた同志も会場に参加した。

佐瀬東北女性部長は「たび重なる困難と戦う皆さんの使命は大きい。信心で難を乗り越え、自他共の幸福を」と呼びかけた。今村東北長は「宿命と向き合い、前進してきた一人一人こそ仏です。池田先生との誓いを胸に、同志と共に、福光前進の日々を歩もう」と励ました。

参加した只野さん(支部副女性部長)は14年前の津波で自宅を失った一人。「震災後に、自宅を再建でき、今では息子たちと元気に暮らしています。全て信心のおかげ。今が一番幸せです」と語った。