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イタリア環境展示「生の継承」が好評 今月、テルニ市はじめ4都市で開催

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環境展示「生の継承」の開幕式でアルタムーラ評議員(中央)らがテープカット(3日、テルニ市内で)


イタリア創価学会が企画・制作した環境展示「生の継承」の展示会が2025年5月、国内4都市で開かれ、好評を博した。
 
イタリア創価学会は、2020年からSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向け、「私が変われば、世界が変わる」と題し、環境問題の意識啓発を目的とした運動を開始。同展はその一環として、翌21年に企画された。
 
展示パネルは、池田大作先生が12年に発表した環境提言「持続可能な地球社会への大道」に基づいて構成。“変革の主体者”として一人一人が起こす行動こそ、地球の未来に希望をもたらす一歩になると訴えている。

  

壮麗なフレスコ画に彩られた「パラッツォ・カッラーラ」のホールに展示が設置された(テルニ市内で)


今月は、首都ローマ(9~11日=現地時間、以下同)をはじめ、ウンブリア州のテルニ市(3~10日)、トーディ町(11~17日)、ペルージャ市(18~25日)で開催。中でもテルニ市では歴史的建造物「パラッツォ・カッラーラ」で行った。
 
その開幕式(3日)では、展示の制作に中心的に関わったステラ・ビアンキさんが、希望と楽観主義の精神を持って行動を起こす中で、社会変革が可能になると強調。同市のヴィヴィアナ・アルタムーラ文化・社会政策・学校担当評議員は展示の開催を歓迎し、意識啓発を続けることの重要性を述べた。
 
イタリア創価学会のチンツィア・カッターニ・ウンブリア州婦人部長があいさつした。
 
同展を開催した都市数は今月で22都市、来場者は1万6500人を超えた。

  

子どもたちも来場し、展示を見学(本年5月、ローマで)

  

本年3月にサルデーニャ島のオルメド市で行われた展示会では地元の中学生が来場し、展示を見学した