2025.05.16
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東洋哲学研究所主催の第39回学術大会 「イスラームと仏教の対話」テーマに
公開日:
マレーシア国際イスラム大学 国際イスラム思想・文明研究所と学術交流協定
東洋哲学研究所(東哲)主催の第39回学術大会が2025年5月31日と6月1日の両日、東京・八王子市の創価大学で開催された。
31日は、共同シンポジウム「イスラームと仏教の対話――信仰と人間の在り方をめぐって」を実施。これには、マレーシア国際イスラム大学の国際イスラム思想・文明研究所(ISTAC)の代表も参加した。
昨年には、東哲が企画・制作した「法華経――平和と共生のメッセージ」展がISTACで開催されるなど、平和のための行動を共に重ねてきた。
東哲の田中所長があいさつし、岩木研究員が「宗教間における共存への方途――イスラームと仏教における平和・共存の知恵」と題して、平和構築のための宗教の役割などを述べた。続いて、ISTACのヌルル・アイン・ビンティ・ノーマン研究部長が「イスラームと仏教における教育哲学の融合――包括的な人間開発の比較研究」とのテーマで、イスラムと仏教の視点から、目指すべき教育の在り方や池田大作先生が世界に展開した創価教育の意義などの考察を発表した。
その後、山崎主任研究員が「人間革命の形而上学的構造とイブン・アラビーにおける完全人間の概念」と題して、イスラムと仏教の哲学的な共通性について論じた。
ISTACのアブデルアジズ・ベルグート所長は「信仰と人間の在り方――イスラームにおける『名誉ある代理人』概念の探究」とのテーマで発言。人類の平和、繁栄を希求する上で、イスラム教徒と仏教徒が互いの思想を共有し、尊重し合うことは可能であると強調した。さらに、池田先生の価値創造の哲学と行動への共感を述べ、創価学会と共に平和への歩みを進めていきたいと呼びかけた。
また同日、東哲とISTACの学術交流協定の調印式も行われた。これで、東哲と協定を結ぶ機関は13になった。
1日に開かれた研究発表大会では、国内外の研究員・委嘱研究員が研究成果を発表した。
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