このページの本文へ移動

本文ここから

メキシコ市議会議事堂で「核兵器なき世界への連帯」展

公開日:

市議会議長らが開幕式に出席

  

メキシコ市議会議事堂で行われた「核兵器なき世界への連帯」展の開幕式


SGI(創価学会インタナショナル)とICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)が共同制作した「核兵器なき世界への連帯――勇気と希望の選択」展が2025年5月6日から8日まで(現地時間)、メキシコの首都メキシコ市の市議会議事堂で開催された。

同国は核兵器を巡る問題点を訴え、その禁止と廃絶に向け国際社会の流れをつくってきた国の一つといわれる。

2014年には核兵器の人道的影響を検証する国際会議を主催し、「核兵器禁止条約」採択への歩みを後押しした。

世界に先駆けて中南米を非核兵器地帯と宣言した「トラテロルコ条約」(1968年発効)の成立においても、中心的な役割を果たした。

SGIは市民社会の立場から、展示会などを通じて、こうした核廃絶への取り組みを推進してきた。本年1月には、「トラテロルコ条約」締結に貢献し、82年にノーベル平和賞を受賞した同国の元外務大臣の名を冠するアルフォンソ・ガルシア・ロブレス外交協会から、SGIに「平和と核廃絶功労メダル」が贈られている。 

  

来賓をはじめ多くの来場者が、核兵器の悲惨さを伝える展示を熱心に見学した


6日の開幕式では、メキシコ市議会のマルタ・アビラ議長がSGIの核兵器廃絶運動を称賛。

OPANAL(ラテンアメリカ及びカリブ核兵器禁止条約機構)のフラビオ・ロベルト・ボンサニニ事務局長は、SGIのたゆまぬ努力によって、核兵器廃絶への市民の意識が高まっていると語った。

メキシコ創価学会のオルダス理事長があいさつした。