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アメリカ・池田対話センターの講演会 平和構築への宗教の役割などを巡り

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「インディゴ・トークス」で講演した米サンディエゴ大学のダレン・キュー教授(上段中央)が、池田国際対話センターのスタッフらと


池田国際対話センター(アメリカ・マサチューセッツ州ケンブリッジ市)のイベント「インディゴ・トークス」が2025年6月5日(現地時間)、オンラインで開催された。これには、米マサチューセッツ大学ボストン校のウィンストン・ラングリー名誉教授、エマソン協会のサーラ・ワイダー元会長をはじめ、13カ国の約135人が参加した。
 
「インディゴ・トークス」は、各分野の学識者を招き、池田大作先生の思想に照らして、希望の未来を開く方途を探るもの。
 
今回は、紛争解決などを専門とする、米サンディエゴ大学のダレン・キュー教授が講演した。
 
キュー教授は、宗教が平和構築に果たす役割に言及。平和への一歩は自己変革にあると述べ、宗教には、恐れに支配された“小我”を超えて、慈悲や共感に根差した“大我”への成長を後押しする力があると述べた。
 
また、偏見にとらわれないためには、実体験に基づく対話が欠かせないとし、差異を乗り越える努力が広まることで、平和への大きな変化を生み出せると訴えた。
 
最後に、池田国際対話センターのマー所長があいさつした。