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フランスでの国連海洋会議にSGI代表が出席 関連行事も開催

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「国連海洋会議」に正式文書として提出された宗教間共同声明の報告会(9日、フランスのニースで)


海の生態系の保全などを議論する、第3回「国連海洋会議」が2025年6月9日から13日(現地時間)にかけて、フランスのニースで行われ、SGI(創価学会インタナショナル)の代表が出席した。

会議に先立つ8日には、SGIが世界自然保護基金(WWF)など諸団体と、人権と海洋の環境をテーマに関連行事を開催。SGI国連事務所のアレクサンドラ・ゴセンス=イシイ氏、フロール・ゲッティ氏が参加した。

行事には、環境と人権に関する国連特別報告者のアストリッド・リアノ氏が出席。氏は漁業従事者や海岸地域で生活する人々、先住民らの権利への配慮を含めて、海洋保全を効果的に進めるには人権の視座が欠かせないと指摘した。

また、期間中、SGIも草稿に携わった宗教間共同声明が、会議の正式文書として提出された。声明ではあらゆる海洋保全の取り組みにおいて人権の視点を中核に据えるよう訴えるとともに、海洋保全に向けた複雑な諸課題に臨む上で、科学や伝統的な知識、信仰など、人類が培ってきた英知を結集するよう呼びかけている。