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ドイツで国連の気候変動対策の会議 SGIの代表が参加、関連行事などを開催

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SGIと諸団体が共催した行事でSGI国連事務所のゴセンス=イシイ氏(中央)が登壇(ボンで)


気候変動枠組み条約の第62回補助機関会合が、2025年6月16日から26日(現地時間、以下同)まで、ドイツのボンで行われ、SGI(創価学会インタナショナル)の代表が参加した。

温暖化対策の国際枠組みである気候変動枠組み条約では、全ての加盟国が参加して開催される年次の「締約国会議(COP)」において、今後の方針をはじめ各種の意思決定がなされる。補助機関会合は、同会議に向けて主要な案件を事前に協議する場であり、科学や技術上の情報提供・助言などの役割を担う。

期間中、SGIは人権と気候変動に関する作業部会の運営や政策提言等に寄与した。また、気候変動枠組み条約の子ども・ユース委員会である「YOUNGO」の一員として、持続可能な社会への公正な移行を巡る議論に参画した。

22日にはSGIが諸団体とワークショップを共催。さまざまな社会課題に対して自然を基盤とした解決策を目指すことが強調され、社会と環境と人権の保護を連動させる方途を議論した。生物多様性条約の事務局と国連人権高等弁務官事務所の代表があいさつし、国連の人権・気候変動特別報告者を務めるエリサ・モルジェラ氏が講演した。

また、補助機関会合に先立つ15日には、生物多様性保全と気候変動対策、砂漠化防止の連動をテーマに会合が行われ、SGI国連事務所のアレクサンドラ・ゴセンス=イシイ氏が参加した。

  

誰も置き去りにしない社会の在り方について意見表明を行った会見でSGI国連事務所のフロール・ゲッティ氏(左から3人目)がYOUNGOの一員として発言(同)