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広島池田平和記念会館の平和展示がリニューアル 「希望の未来へ“ヒロシマの心”と青年」展

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リニューアルした常設展の開幕式。被爆者の山中恵美子さんと未来部や青年世代の代表が平和への願いを込めて(広島池田平和記念会館で)


広島池田平和記念会館の常設展示が2025年7月28日、「『希望の未来へ “ヒロシマの心”と青年』展~We are Peace Creators!~」としてリニューアルオープンした。
 
同展は被爆70年の2015年に総広島青年部が制作したもので、今年、被爆80年を迎えるに当たり、この10年間の平和活動の歩みを追加。池田大作先生の平和行動を受け継ぎ、広島から希望の未来をつくっていくとの思いが込められている。

  

参加者が不戦の誓いを胸に、真剣に展示を見学(広島池田平和記念会館で)


映像上映のコーナーには、爆心地から約1・4キロの場所で被爆した山中恵美子さんの体験映像が加わった。
 
また来館者が作製した折り鶴をおさめられるケースも設置。集まった折り鶴は今後、広島市の平和記念公園などに献納していく。
 
同会館で行われた開幕式(同日)には未来部や青年世代、広島女性平和委員会の代表らが参加。渡部総広島青年部長のあいさつの後、山中恵美子さんの体験映像を視聴した。式典に参加した山中さんは「命の限り語り抜いていきます」と決意を語った。
 
展示を見学した参加者らは、核兵器なき世界の実現へ、決意を新たにした。