2025.08.24
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世界のヒバクシャの心を継承するためには――国連大学でSGIなどが若者のトークセッション
公開日:
国連大学マルワラ学長、カザフスタン参事官が出席
男女学生部は青年平和意識調査を報告
国連が制定した8・29「核実験に反対する国際デー」に合わせて、「グローバル・ヒバクシャ支援のためのユースの役割」と題したイベントが2025年8月29日、東京・渋谷区の国連大学で開催された。
このイベントは、世界各地の核実験等の被害者である「グローバル・ヒバクシャ」をテーマに、核兵器廃絶に向けた青年の連帯を強めることが目的。核戦争防止国際医師会議(IPPNW)、カザフスタン核フロントライン連合、SGI(創価学会インタナショナル)、フリードリヒ・エーベルト財団(FES)カザフスタン、マーシャル諸島教育イニシアチブ(MEI)が主催した。
イベントでは、海外在住の主催団体の代表から届いたビデオメッセージが紹介された。
SGIユースを代表して男子学生部の中沢さんと女子学生部の阿部さんが登壇。本年1月から、男女学生部が海外の団体と共同で実施した「青年平和意識調査」の最終結果を報告した。同調査は、核兵器の使用や実験で被害を受けた日本やカザフスタンなど5カ国に住む18~35歳の若者を対象に行われ、計1580人から回答を得た。
2人は、調査で「核兵器の被害者の証言を聞いたことがあるか」との問いに「ある」と答えた人が「ない」と答えた人より、どの国においても核廃絶のための行動を起こしている割合が高い傾向があると指摘。「核被害者の証言に耳を傾けることは、青年が平和の心と被ばくの実相を伝え広めていく上で重要である」と訴えた。
次いで、高垣慶太氏(Youth Community for Global Hibakusha・プログラムディレクター)、メデット・スレイメン氏(FESカザフスタン・プログラム担当官)、二瓶さん(SGIユース)が「世界のヒバクシャの心を継承するためには」などをテーマにトークセッション。
在日カザフスタン共和国大使館のアンヴァル・ミルザティラエフ参事官が「非核の世界に向けて、青年がどのように行動できるかを具体的に考える貴重な機会となった」と講評を寄せた。
国連大学のチリツィ・マルワラ学長は、我々にはヒバクシャの声を未来へと引き継ぐ責任があると強調。「戦争の惨害から将来の世代を救う」との誓いを新たに、先見性と勇気を持って平和のための行動を貫こうと呼びかけた。

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