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国連大学マルワラ学長が総本部へ 原田会長と会見

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国連大学のマルワラ学長(右端)一行と原田会長が和やかに語り合う(学会本部第2別館で)


国連大学(東京・渋谷区)のチリツィ・マルワラ学長(国連事務次長)、マイケル・バルドック首席補佐官、プロジェクトマネジャーのニコラス・デュボワ氏が2025年9月2日午後、東京・新宿区の総本部を訪問した。原田会長、寺崎副会長、橋口女性平和委員会委員長、西方青年部長らが歓迎した。
 
会見の冒頭、8月に開催された広島青年部の「広島学講座」や、「核実験に反対する国際デー」を記念してSGI(創価学会インタナショナル)などが主催したイベントへのマルワラ学長の出席に対し、原田会長が謝意を述べた。
 
学長は、若者がリーダーシップを発揮して平和創設に取り組んでいる姿に大きな啓発を受けたと言及。また、広島、長崎への訪問を通し、これまで以上に核兵器問題の解決に努力していかねばならないとの思いを強くしたと語り、両都市で起きた出来事を世界に伝えていきたいと力を込めた。
 
会長は賛意を表し、核を巡る脅威が高まる今、池田大作先生が強調していた核の先制不使用が喫緊の課題になっていると指摘。世界の情勢が混沌としているからこそ国連の存在意義は一段と増していると述べ、今後も学会として国連の活動を支援していきたいと応じた。