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アフリカで第8回教学実力試験

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コートジボワールやトーゴ、ガーナ、ウガンダなどで実施

  

求道の心に満ちたアフリカの教学実力試験(左上から時計回りにガーナ、コンゴ民主、トーゴ、ウガンダ)


アフリカの「第8回教学実力試験」が2025年10月19日(現地時間)を中心に、コートジボワールやカメルーン、トーゴ、ガーナ、コンゴ民主、南アフリカ、ウガンダなど多くの国で実施された。同試験は10月末から11月にも、各国で活発に開催されている。
 
アフリカ全土の同志が共通の問題に挑む同試験。2016年にスタートして以来、友は試験に向けた取り組みを軸に日蓮仏法の法理を学び深めつつ、各国が競うように求道のスクラムを広げ、不動の信心を磨き抜いてきた。
 
2023年11月の随筆で池田大作先生は、アフリカ広布の前進をたたえ、“あなたがいて、私がいる”との意味をもつ「ウブントゥ」の哲理を踏まえて語った。

  

「万人の生命に本来、十界が互具し、なかでも平等に尊極の仏性が具わると見る仏法の哲理。それは『ウブントゥ』というアフリカの人びとがもつ知恵と、深く響き合っていると思えてならない」
 
自分の“外”にある超越的な存在に運命を委ねるのではなく、同志と励まし合いながら、自分自身で宿命転換を可能にするのが太陽の仏法である。自他共の尊厳を確信し、共に人間革命に挑戦する“実践の教学”の伝統は着実に水かさを増し、教学実力試験の実施国は第1回の19カ国から徐々に広がり、受験者数が2倍、3倍と増加した国も多い。

  

コートジボワールで行われた先行試験。実力試験の試験官を担うリーダーが先んじて受験した(10月5日)

  

今回の試験問題は、英語とフランス語でそれぞれ作成され、「崇峻天皇御書」「兵衛志殿御返事」「生死一大事血脈抄」の御書3編、「日蓮大聖人の御生涯」「生命論」「信心即生活」「世界広布と創価学会」などについて問われた。終了後、その場で採点。さらに、より理解を深めるための解説を試験官が行った。

  

試験に挑むガボンの友。満点に輝いたメンバーも多く、研さんの喜びにあふれた(同19日)


受験した友から、次のような喜びの声が寄せられた。
 
「初めての受験でした。仏法の研さんを通して学んだ成仏への正しい直道を実践し、自身の生命を磨いていきます」(ウガンダ)
 
「求道心を燃やして研さんを継続し、縁する人に仏法の素晴らしさを語りたい」(モザンビーク)
 
「実力試験は仏法と池田先生の思想を深める絶好の機会です。青年と共に学び、成長していきます」(ガーナ)

  

南アフリカでの教学実力試験。事前に模擬試験を行うなどの工夫を重ねた(同19日)