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国連でNPT再検討会議が開幕 市民社会の一員としてSGIの代表が出席

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ニューヨークの国連本部で開幕したNPT再検討会議。2026年5月22日まで議論が重ねられる(27日)

 

核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議が2026年4月27日午前(現地時間、以下同)、ニューヨークの国連本部で開幕した。市民社会の一員としてSGI(創価学会インタナショナル)の代表も参加している。同条約は核兵器の不拡散、核軍縮、原子力の平和利用を定めたもので、原則5年ごとに運用状況を確認する再検討会議が持たれる。過去2回は意見がまとまらず、最終文書を採択できずに終わった。

国際情勢が緊迫し、核使用の可能性も叫ばれる中で開かれる今回の会議では、決裂を避け、核軍縮の機運を高められるかが焦点になっている。

開幕式で国連のグテーレス事務総長は、世界の軍事費や核弾頭数が増大している現状を踏まえ、核戦争に勝者はなく、核兵器で人類の安全は守れないことを忘れてはならないと強調。国際社会が懸命に築き上げてきたNPTの仕組みに、今一度、命を吹き込まねばならないと訴えた。

25日には、核時代平和財団(米国)とSGI等の共催で核軍縮ユースサミットがニューヨーク市内で行われた。

SGI平和センター軍縮・人権部のサダブラティ勇人氏が、人間の内面の変革から核廃絶を志向していく重要性に言及。被爆者の言葉に思いを寄せながら、核なき世界に向けた行動の連帯を広げたいと述べた。

 

核時代平和財団とSGIなどが共催した核軍縮ユースサミットでSGIのサダブラティ氏(奥列左から5人目)が発言。被爆証言も聴講した(25日、ニューヨーク市内で)