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文豪・アイトマートフ氏と池田先生の哲理巡り 中央アジアのキルギス共和国で学術会議

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「激動の今こそ、二人が示した“人間性の輝き”を社会に」識者

  

創価学会のキルギス派遣団が出席した池田先生とチンギス・アイトマートフ氏の哲理を巡る学術会議。3日間にわたって行われ、ママトカノフ副首相をはじめ、多くの来賓が出席した(5月20日、首都ビシュケクの国立科学アカデミーで)


中央アジア・キルギス共和国の文豪チンギス・アイトマートフ氏と池田大作先生の哲理を巡る学術会議が2026年5月20日から22日まで(現地時間、以下同)、同国の3会場で開催され、創価学会のキルギス派遣団が参加した。
 
これは、同国で池田思想の研究を続けるエミール・カニメトフ教授の尽力で実現したもの。初日の20日は同国最高峰の学術・研究機関である「国立科学アカデミー」(首都ビシュケク)で開かれ、来賓としてウラン・ママトカノフ副首相、グリザート・イサマートワ教育科学相が来場。同アカデミーのベクママト・ジェンバエフ総裁をはじめ、同国の著名な学識者らが出席した。
 
池田先生とアイトマートフ氏はともに1928年生まれ。88年に東京・信濃町で初めて会見した際、まるで旧知の友人のように、文学を愛する心が共鳴。両者の語らいは、対談集『大いなる魂の詩』として結実した。二人の紡いだ言々句々は現在も、不滅の光を放っている。

  

キルギス共和国の大文豪チンギス・アイトマートフ氏㊧と池田先生の初の語らい。10度の出会いで、深い友情が結ばれた(1988年10月、東京・信濃町で)

3会場で開催 ママトカノフ副首相ら来賓が出席


「アイトマートフ氏と池田大作氏の生誕100周年となる2028年に向けた記念の学術会議の開催を祝福します」――同国の“アディルベク・カシマリエフ首相の代理”の立場であいさつしたママトカノフ副首相は、今回の会議をこのように意義づけた。
 
かつて池田先生と友誼を結んだベクテミル・ムルズブライモフ博士は、池田先生との出会いを紹介し、「池田先生とアイトマートフ氏の歩んだ人生は、我々や若い世代にとって素晴らしい模範です」と語った。
 
2日目となる21日の会議は、同国を代表する学府であるキルギス民族大学(同)で行われた。同大学哲学研究センターのサヴェトベク・アブドラスロフ所長らが登壇。同所長は「激動の21世紀の今こそ、二人が示した“人間性の輝き”を社会の基盤としていかなければなりません」と訴えた。
 
最終日となる22日は、アイトマートフ氏の故郷シェケル村に近いタラス市内に場所を移して開催。キルギス民族大学タラス分校などの教職員と学生らが参加した。
 
3日間を通して、各会場で創価大学の鈴木学長のビデオメッセージが紹介され、同学長は1990年にアイトマートフ氏が創大を訪問した歴史に触れ、変わらぬ友情に謝意を述べた。また、同大学経済経営学部の勘坂教授がオンラインで参加し、創大に脈打つ創立者・池田先生の人間主義の精神について発表した。
 
現代教育情報技術大学のエミール・カニメトフ副学長は、「池田氏の思想を基盤として、“人間が国家や民族を超え最高の価値”となる時代を望みます」と話した。
 
創大卒業生で、これまでビシュケク人文大学などで教壇に立ってきた伊藤さんがアイトマートフ氏との学生時代の出会いを振り返り、学会本部渉外局の水嶋次長は、池田先生とアイトマートフ氏の友情の軌跡について紹介した。
 
水嶋次長をはじめ派遣団は会議に先立つ18日にビシュケク市内のアイトマートフの家博物館を訪問し、同氏の妹であるローザ・アイトマートワ氏と懇談。19日には、オシ市のオシ工科大学を表敬訪問した。