SGIの代表団がNPT(核兵器不拡散条約)再検討会議議長と会見

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SGIの代表団らがNPT再検討会議議長のスラウビネン大使と会見(4日、国連本部で)


2022年8月4日(現地時間)、ニューヨークの国連本部で開催中の核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議に参加しているSGI(創価学会インタナショナル)の代表団が、同日に行われたカザフスタン共和国国連代表部とSGIなどが共催した関連行事の登壇者らと共に、同会議議長を務めるグスタボ・スラウビネン大使(アルゼンチン)と国連本部内で会見した。
 
SGIの寺崎平和運動総局長が、SGIの核軍縮への取り組みなどについて語り、同会議の前に池田大作先生が発表した緊急提案を大使に手渡した。
 
大使は手渡された文書に入念に目を通し、核軍縮のプロセスを進めるために、現下の核兵器が使われるリスクを削減するための措置を取ることが重要であると強調し、緊急提案を歓迎した。



5日に行われたNGOプレゼンテーション。グリーンホープ財団創設者・代表のケカシャン・バス氏が「核兵器を憂慮する信仰者のコミュニティー」の共同声明を発表した(国連本部で)


8月5日には同会議でNGO(非政府組織)の代表によるプレゼンテーションが行われ、SGIが参画する「核兵器を憂慮する信仰者のコミュニティー」の共同声明も発表された。同声明は人道的な観点から核兵器の廃絶を求めるもので、約100団体が署名している。



宗教間集会では、女性平和委員会の砂田事務局長が共同声明を紹介した(5日、チャーチセンターで)


また同日、「核なき世界への祈りの日」として、宗教間集会が国連本部にほど近いチャーチセンターで開催。女性平和委員会の砂田事務局長が代表で同声明を読み上げた。