図書贈呈運動から40年 沖縄の小・中学校に図書贈呈

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1974年2月にスタートした創価学会による図書贈呈運動は、2014年で40年となった。この教育運動は、「子どもたちに『心の栄養』を」との願いを託し、へき地や離島をはじめ教育環境に恵まれていない地域や、震災や台風などの自然災害で被害を受けた小・中学校等に優良図書を寄贈するもの。贈呈校は延べ110校を超え、贈呈書籍は約48万冊に上る。

2014年2月、40年前に池田大作先生が出席して初の図書贈呈が行われた、沖縄の竹富町立大原中学校、都島市伊良部小学校、東村立高江小中学校に、それぞれ300冊が贈られた。3校には来年度から5年間、年20冊ずつ追加贈呈される。

  


大原中学校(生徒27人)への贈呈式(2月3日)では、桃原総沖縄長が「皆さんが読書を通して、世界の平和のために貢献できる立派な人に成長されることを祈っています」と話し、図書目録を生徒の代表に手渡した。

奥土校長は「今日まで、たくさんの本を贈っていただき感謝します。生徒の読書や学習活動に大いに活用していきたい」と語り、学会への感謝状を桃原総沖縄長に手渡した。最後に、竹富町教育委員会の慶田盛安三教育長が謝辞を述べた。

なお、同贈呈式は、2月4日に伊良部小学校、2月5日に高江小中学校で、それぞれ行われた。