第164回「広島学講座」を開催

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2015年8月2日、第164回「広島学講座」が広島池田平和記念会館で開催された。

長崎県被爆者手帳友の会の浦邊弘子さんが「被爆者が今、できること」と題して講演した。

浦邊さんは8歳の時、爆心地から4.6㎞離れた、長崎市内の自宅で被爆。大きなケガ等はなかったが、終戦後、母が出産した女の子は、バケツ一杯の血を吐いて生後4日後に亡くなった。

「戦争や原爆は、人類を不幸にするだけです。核兵器は、持つことも、使うことも、人間として恥ずかしいことだ、という考えを広めていかないといけません」と語った。