長崎で第85回「長崎平和学講座」を開催

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第85回「長崎平和学講座」が2021年4月17日、長崎市内で行われ、長崎大学原爆後障害医療研究所の教授で、東日本大震災・原子力災害伝承館の館長である髙村昇氏が講演した。

チェルノブイリ原発事故の際、医療支援に携わった髙村氏は、福島原発事故後に、福島県放射線健康リスク管理アドバイザーに就任。

地域住民の生活と健康を守る支援を続けてきた。

講演では、福島の事故から10年を経た今も数万人が故郷に戻れない状況等について語り、「原爆を経験した長崎が、福島のサポーターであり続けたい」と述べた。