教学部初級試験・青年部教学試験3級 全国1408会場で7万5000人が受験

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万人の幸福を開く仏法哲理

  

学会伝統の「教学部初級試験・青年部教学試験3級」が、2023年10月1日の午後1時半からと同7時からの2回、全国各地の1408会場で行われ、7万5000人が受験した。池田大作先生はメッセージを贈り、万人の幸福を開く「生命尊厳」「人間尊敬」の仏法哲理を世界に広げ、一人一人の人間革命、人類の宿命転換へと勇み進もうと呼びかけた。

  

原田会長が東京・江東文化会館で受験者を激励。池田華陽会の友は「教学を学ぶ中で“自身の胸中に困難に打ち勝つ力がある”との確信を強くできました」と

  

いかなる苦難に直面しても、日蓮大聖人の烈々たる大確信と慈愛の励ましを心に刻み、幸福勝利の道を開いていく――この「御書根本」の実践こそ、永遠不変の学会精神にほかならない。
 
全国各地の試験会場には、仕事や学業、日々の課題などの多忙な合間を縫って、教学の研さんを重ねた受験者の求道の息吹があふれていた。

  

永石女性部長は神奈川・川崎市の高津文化会館に駆け付けた。懸命に御書を拝し、希望に燃えて広布の大道を歩む受験者一人一人を心からたたえた

  

今回の試験は、全5問で構成されている。
 
問1、問2はそれぞれ「立正安国論」「日女御前御返事(御本尊相貌抄)」から出題。御執筆の背景とともに、要文の正確な理解や、その趣旨が問われた。
 
問3、問4は「教学入門」から。法華経に説かれる法理や日蓮大聖人と法華経の関係性、一念三千、御本尊などに関する問題が出された。
 
問5は「世界広布と創価学会」から出題。仏教の人間主義の系譜について問われるとともに、御文に即して日顕宗の邪義を破折する力を求める質問が出された。
 
この日、各部、各方面・県のリーダーが試験会場に駆け付け、受験者を励ました。

東京・江東文化会館を訪れた原田会長は、研さんに挑み抜いた友をたたえ、求道心を燃やし、御書根本の福徳あふれる勝利の人生をと望んだ。

  

西方青年部長は大阪・守口平和講堂へ。試験に臨む男子部員を励ました。あるメンバーは「立正安国の精神を胸に、正義の対話に打って出ます」と決意を述べた