全日本吹奏楽コンクール 創価グロリア吹奏楽団、関西吹奏楽団が金賞

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第71回「全日本吹奏楽コンクール」(主催=全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社)が2023年10月21日から開かれ、音楽隊の創価グロリア吹奏楽団、関西吹奏楽団が「職場・一般前半の部」(29日、栃木の宇都宮市文化会館)で、共に「金賞」を受賞。見事に最高峰の栄冠に輝いた。

  

重厚なサウンドを響かせた「創価グロリア吹奏楽団」(29日、宇都宮市文化会館で)

  

創価グロリア吹奏楽団は、中村睦郎氏の指揮で交響曲第1番「悪魔の聖書」(J・M・デヴィッド作曲)等を熱演し、5大会連続となる16度目の金賞となった。
 
一人一人が池田大作先生の指針を学びながら、自分自身の課題と向き合ってきた。渡邊楽団長は「全てをやりきって本番を迎え、執念で結果を出すことができました」と喜びを語った。

  

常勝の伝統が輝く「関西吹奏楽団」が、格調高く美しい音色を奏でた(同)

  

関西吹奏楽団は、伊勢敏之氏の指揮で「吹奏楽のための風景詩『陽が昇るとき』」(高昌帥作曲)等を演奏。3大会連続21度目の金賞を受賞した。
 
関西大会終了後、共に歩んできた仲間が大病を患い全国の舞台に立てないことに。その友の思いも音色に乗せて演奏に臨んだ。岩本楽団長は声を弾ませる。「積み上げてきた練習の成果を存分に発揮でき、最高の演奏ができました」