UAEでの宗教者サミットにSGI代表が出席 共同声明を発表

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気候変動対策の会議COP28(国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議)が今月末から開かれるのを前に、世界の宗教関係者によるサミットが2023年11月6日、7日の両日、アラブ首長国連邦のアブダビで行われた。
 
COP28では宗教者の役割に焦点を当てたパビリオンが初めて設置されるなど、宗教者の貢献が注目される。
 
それに先立つ今回のサミットでは地球環境回復に向けた宗教者の団結をテーマに協議が交わされ、SGI(創価学会インタナショナル)国連事務所の桜井所長が出席した。
 
サミットではSGIなど200人の参加者が賛同する宗教間共同声明が、COP28で議長を務めるスルタン・ジャベル氏に手渡された。
 
声明では人間の振る舞いが気候変動に密接に関係していることを確認。現状打開への積極的な貢献を約すとともに、未来世代に希望を取り戻すため、COP28に参加する全ての意思決定者が早急に行動を起こすことなどを呼びかけている。