東北で青年福光サミット

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SDGsとうほくの紅邑代表理事、日本気候リーダーズ・パートナーシップの三宅共同代表を招いて

  

仙台市の東北文化会館で行われた「青年福光サミット」。第2部では木村さんと中川さんによる記念演奏が披露された

  

青年部の「青年福光サミット」が2024年2月10日、同部の平和運動「SOKAグローバルアクション2030」の一環として宮城・仙台市の東北文化会館で行われた。
 
青年福光サミットは東日本大震災をはじめとした災害の教訓を次世代が継承するとともに、持続可能な社会の実現を目指し、2021年から開催しているもの。
 
サミットでは冒頭、南青年平和会議議長があいさつ。続いて「日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)」の三宅香共同代表が基調講演した。
 
三宅共同代表は、気候危機の打開に向けて国や行政の政策転換が重要であるとした上で、変革を促すためには一人一人が声を上げることが不可欠であると強調。再生可能エネルギーの活用をはじめ、“自分にできること”に取り組んでいくと同時に、そうした“行動の輪”を身近なところから広げていってほしいと訴えた。
 
続いて、「SDGsとうほく」の紅邑晶子代表理事、JCLPの三宅共同代表、創価学会の西方青年部長によるトークセッションが行われた。
 
紅邑代表理事は東北で栄えた縄文文化に言及し、長きにわたって自然と人間が共生し豊かなコミュニティーが花開いていた縄文時代には、現代においても学ぶべき知恵があると指摘。西方青年部長は、核兵器や気候危機の問題解決を目指す若者・市民団体の協働によるイベント「未来アクションフェス」の取り組みを紹介し、次代を担う青年として平和建設への行動の連帯を広げていきたいと語った。
 
また、青年世代へのメッセージとして、紅邑代表理事は若い世代の声に耳を傾けながら持続可能な社会の実現に向けて協働していきたいと述べ、三宅共同代表は変化を起こすためには“うねり”が必要であり、若い世代がその端緒となってほしいと期待を語った。西方青年部長は、草の根の励ましを通して社会変革を支える民衆の連帯を強めていきたいと応じた。
 
最後に山口東北青年部長があいさつした。