長崎平和学講座で南アフリカ大使が講演

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長崎平和学講座が2024年2月17日、長崎市の出島メッセ長崎で開催され、南アフリカ共和国のルラマ・スマッツ・ンゴニャマ駐日大使が講演した。
 
大使は、アパルトヘイト(人種隔離政策)の撤廃に尽力した南アフリカのマンデラ元大統領の足跡に触れつつ、核兵器廃絶や、人権・人道問題の解決に向けた同国の歩みを紹介。アフリカに脈打つ「ウブントゥ(他者への思いやり)」の精神を体現したマンデラ元大統領や池田先生の行動に連なり、自身も平和な社会の実現に貢献したいと述べた。
 
さらに、生涯を通して、他者にどれほど影響を与えたかが大事であると強調し、未来を担う青年世代に期待を寄せた。