このページの本文へ移動

本文ここから

韓日青年平和フォーラム 権哲賢元駐日韓国大使が講演

公開日:

韓日青年平和フォーラムで講演する権哲賢氏。次代を担う日韓の青年に、万感のエールを送った(済州韓日友好研修センターで)

  

日本の「世界青年学会 韓日青年友好交流団」と韓国SGI(創価学会インタナショナル)青年部による「韓日青年平和フォーラム」が2024年5月19日、韓国の済州韓日友好研修センターで開かれた。元駐日韓国大使の権哲賢(クォンチョリョン)氏が出席し、記念講演を行った。
 
フォーラムでは、韓国SGIの朴珍植学生部長、李慧智女子学生部長が、同苦と励ましの場である「座談会」の重要性に言及し、座談会こそ地域社会に平和を根付かせる力であると述べた。また、池田大作先生の「SGIの日」記念提言を通して、平和への精神を学び深め、行動を続ける韓国学生部の活動の模様を紹介した。
 
続いて、日本の森薗学生部長、清水女子学生部長が、社会課題が山積する中、平和の基盤を築くためには、青年の連帯が不可欠であると強調。“現実変革を求める世界の青年たちの連帯があれば、乗り越えられない壁はない”との池田先生の言葉の通り、今回のフォーラムを平和建設という師の構想を一歩進める機会にしたいと述べると、賛同の拍手が場内を包んだ。さらに3月に行われた「未来アクションフェス」や、学生部による「学生平和意識調査」などの取り組みに触れ、日韓の青年が先陣を切って平和への行動を起こしていこうと訴えた。
 
記念講演で権哲賢氏は、創価学会初代会長・牧口常三郎先生、第2代会長・戸田城聖先生が貫いた生命尊厳の思想を、池田先生が世界に広げてきた事実に言及。「人間革命」の精神の重要性を強調し、一人一人の変革によって、必ず国家や世界の宿命も転換していけると語った。
 
さらに「韓国と日本が互いを思い、力を合わせる時、池田先生の平和構想が前進していきます。両国の青年の皆さんが、心一つに進みゆかれることを期待します」と呼びかけて講演を結んだ。