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「台湾大地震」から25年 台湾SGIが記憶継ぐ行事

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大地震の記憶と教訓を未来へ――台湾の嘉義県立図書館で開かれた「SDGs×希望と行動の種子展」

  

1999年9月21日に起きた台湾大地震から25年の節目に当たり、台湾SGI(創価学会インタナショナル)は2024年9月、追善勤行会をはじめ、防災講座、展示会などの行事を開催した。台湾大地震は、マグニチュード7・7を記録し、約2400人が犠牲になった。

9月8日には、高雄市の高雄文化会館で、災害管理などを専門とする銘傳大学の王价巨教授を講師に防災講座を実施。

10日から14日にかけては、自治体と共催で「SDGs×希望と行動の種子展」を嘉義県立図書館で行った。

16日には、同展を内政部消防署と台湾防災産業協会との共催で新北市内で行い、内政部の馬士元政務次長が出席。馬政務次長は、行政や教育機関、地域社会が台湾SGIのような民間団体と手を取り合い、持続可能な未来の構築へ尽力していることをたたえた。

21日には、追善勤行会を台中市の霧峰文化会館で行い、犠牲者の冥福とともに、地域社会の安穏を祈念した。

  

台中市の霧峰文化会館で営まれた台湾大地震の追善勤行会