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周総理と池田先生の会見50周年 創価大学で記念シンポジウム

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7カ国54人の教育者・識者が発表

  

「対話による平和と発展」とのテーマで開かれたシンポジウム。人類を結ぶ池田思想を識者や学生らが探究した(11月30日、創価大学・ディスカバリーホールで)

  

「周恩来・池田大作会見50周年記念シンポジウム」(主催=池田大作記念創価教育研究所)が2024年11月30日と12月1日、東京・八王子市の創価大学で行われ、7カ国54人の教育者や識者らが池田先生の平和思想について発表した。

1974年12月5日夜、周恩来総理たっての希望で池田先生との会見が北京で実現した。総理はがん闘病中だったが、医師団の反対を押し切って臨んだ。「どうしてもお会いしたいと思っていました」と語る総理は、一期一会の出会いで、日中友好の未来を先生に託した。

以来、先生は友誼の“金の橋”の構築に尽くし、半世紀を経た今、両国の青年たちがその橋を活発に往来している。

さらなる日中友好を誓うシンポジウムの初日には、創大の鈴木学長が登壇。元駐中国日本大使で日中友好会館の宮本雄二会長、東京大学名誉教授で鎮西学院大学の姜尚中学長、東北師範大学元副学長で中国日本史学会の韓東育会長が基調講演を行った。

2日目には、北京大学国際関係学院の賈蕙萱教授、東日本国際大学の西園寺一晃客員教授、南開大学マルクス主義学院の紀亜光教授が講演。田代創大理事長があいさつした。

また初日には分科会も行われ、活発な議論が交わされた

  

シンポジウム参加者が周桜を見学

  

シンポジウム参加者が周桜を見学し、笑顔で記念のカメラに(創価大学で)

  

創価大学でのシンポジウムの参加者が1日、キャンパス内の周桜を見学した。

周桜は周恩来総理と池田先生の出会いの翌年(1975年11月)、先生の提案によって、創価大学で学ぶ中国からの留学生と創大生の手で植えられた。巡り来る春には今も、友誼の心を映して万朶の桜花が咲き誇っている。

万代にわたる日中友好への心を一段と深め合った参加者たち。中国からの参加者の一人は「時代が変わろうとも、周総理と池田先生が開かれた友好の道を歩み抜いていきたい」と力を込めて語った。