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欧州訪問団 谷川SGI理事長一行 スペインのムリージョ宗教局長と会見 司教協議会本部、アルカラ大学を表敬

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スペイン首相府・宗教局を表敬した谷川SGI理事長ら欧州訪問団がメルセデス・ムリージョ宗教局長(左から2人目)らと会見(マドリード市内で)

  

谷川SGI(創価学会インタナショナル)理事長ら欧州訪問団一行が2025年1月15日午前(現地時間)、スペインの首都マドリードにある同国首相府・宗教局を表敬し、メルセデス・ムリージョ宗教局長と会見。スペイン仏教連盟のルイス・モレンテ会長も同席した。
 
ムリージョ局長は、分断の様相を深める世界情勢に触れ、今こそ、宗教が共生と寛容の精神に基づく対話で社会に貢献していけるのではないかと述べた。谷川SGI理事長は賛同しつつ、多様な宗教の連携が重要であり、スペイン創価学会が長年取り組んでいる宗教間対話を、さらに強固に推進していきたいと語った。

  

スペイン・カトリック司教協議会本部を訪問し、カルロス・ロペス・セゴビア庶務部長(中央)、ラファエル・バスケス他宗教連絡・宗教間対話局事務局長(右から2人目)と共に(同)

  

次いで訪問団は同日午後(同)、マドリードにあるスペイン・カトリック司教協議会本部を訪問。カルロス・ロペス・セゴビア庶務部長、ラファエル・バスケス他宗教連絡・宗教間対話局事務局長と会見した。
 
科学技術の進展が人々に利便性をもたらす一方で、核兵器の脅威や環境破壊など、地球的課題も生じさせていることが話題に。宗教が持つ知恵を結集し、課題に立ち向かうべきと語るセゴビア庶務部長に、谷川SGI理事長は、宗教には人間の精神を豊かにし、人々を結ぶ力があると応じ、今後も同協議会本部と交流を深めていきたいと述べた。

  

アルカラ大学のホセ・ビセンテ・サス学長㊧と谷川SGI理事長が和やかに語り合った(アルカラ大学で)

  

さらに、一行は16日午前(同)、マドリード近郊のアルカラ・デ・エナーレス市にあるアルカラ大学を訪れ、ホセ・ビセンテ・サス学長らと会見。昨年9月に同大学で開講した、池田先生の人間教育思想などを必須科目とする修士課程「価値創造のための教育イノベーション」を履修する学生とも懇談した。