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インドの創価菩提樹園などで1万人の集い

公開日:

池田大作先生の訪問64周年を慶祝
谷川SGI理事長が出席


池田大作先生のインド訪問64周年を記念するインド創価学会(BSG)の「先駆の集い」が2025年2月16日、首都ニューデリー近郊の創価菩提樹園の池田講堂で開催された。会場には約3000人が集い、オンラインの参加者を含めて約1万人の友が広布の誓願を固め合った。谷川SGI(創価学会インタナショナル)理事長が激励した。

  

創価菩提樹園の池田講堂で開催された「先駆の集い」に参加した3000人の友が、地涌のスクラム拡大の使命に燃えて喜びのカメラに(創価菩提樹園の池田講堂で)


池田先生は1961年1月31日、インドを初訪問した。2月4日には、釈尊成道の地・ブッダガヤへ。「東洋広布」の石碑などを埋納した(現在は創価菩提樹園に移設)。恩師・戸田城聖先生に誓う東洋広布の一歩をしるした池田先生は、その時の模様を小説『新・人間革命』につづっている。心の中で「出でよ! 幾万、幾十万の山本伸一よ」と叫んだことを――。
 
以来、64年。
 
仏法源流の地インドには今、広布の誓いを燃やす地涌の同志が陸続と立ち上がる。

  

「東洋広布」の石碑が創価菩提樹園に移設・埋納されて今年で10年。その時に植樹された記念の菩提樹が大きく茂る


会合当日、デリーなどから続々と集ってくる友の顔は、まさに「先駆」の決意と歓喜に満ちていた。
 
「オンワード・フォワード・ウィズ・センセイ!(池田先生と共に前進しよう!)」――さわやかな青空が広がる創価菩提樹園に、役員のはつらつとした声が響く。インドの伝統的なダンスも披露され、来場者を迎える。

  

青年部の友がインドの伝統舞踊で参加者を歓迎

  

  

2030年を目指して地涌の大陣列を築く誓いを記したモニュメントの前で、記念撮影する参加者たち


「先駆の集い」では最初に、ビシェーシュ・グプタ議長があいさつ。一人一人が広宣流布の責任者としての自覚に立ち、自身の人間革命を懸けて広布拡大に挑み、新たな歴史を築こうと呼びかけた。
 
ビネイ・ジェイン副壮年部長の後、学生部・青年部の代表が愛唱歌「I ARISE(私は立ち上がる)」を力強く合唱した。

  

愛唱歌「I ARISE」を合唱する学生部・青年部の友。一人立つ決意を歌声に乗せて


席上、青年部の新任人事が発表され、シュルティ・ナンギア青年部長、アンキット・ティヤギ男子部長、スルビ・バンダーリ女子部長が誕生した。新任の3人が決意を述べ、師子の心で広布拡大の原動力として奔走し、社会の繁栄に尽力することを誓った。

  

圏婦人部長のムリドゥ・シン・ジャラさんが活動報告。信心を根本に仕事や家庭で挑戦を重ねる中で、社会で実証を示し、夫が病魔に勝ち、一家和楽を実現した模様を語った。ラシ・アフジャ婦人部長は、仏法対話こそ、慈悲と調和の社会を築くための第一歩であると強調。師の心を受け継ぎ、異体同心の団結で平和への前進を開始しようと呼びかけた。

  

池田先生の訪印64周年を記念して開催された「先駆の集い」。全同志が地涌の使命のままに、師弟誓願の人生を歩む決意を新たにした


谷川SGI理事長は、小説『新・人間革命』を学び、実践し、体現するBSGの友をたたえつつ、池田先生が心に刻んだ「一人の本物の弟子がいれば、広宣流布は断じてできる」との戸田先生の指針を紹介。苦難こそ先駆の誉れとの気概を胸に、世界の模範と輝く、さらなる広布拡大の金字塔を打ち立てようと激励した。
 
この日、園内に立つ「世界平和の碑」のほど近くに、「世界青年学会飛翔の菩提樹」が植樹された。

  

代表が創価菩提樹園に「世界青年学会飛翔の菩提樹」を植樹