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長崎で核禁条約を巡る講演会 トークセッションも開催

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講演する小山氏(長崎原爆資料館ホールで)


核兵器禁止条約を巡る講演会(協力=創価学会長崎平和委員会)が2025年2月23日、長崎市の長崎原爆資料館ホールで開催された。

核被害をテーマに取材を続けるジャーナリストの小山氏が「カザフスタンのヒバクシャを取材して 私たちがすすめる核兵器禁止条約」と題して講演を行った。

氏は、旧ソ連の核実験場跡があるカザフスタンで、今なお健康被害に苦しむヒバクシャの実態や、不十分な医療体制の現状に言及。被害者援助を求めるNGOの活動が進む一方で、日本も世界のヒバクシャの声に一段と耳を傾けながら、国境を超えて連帯し、核廃絶のメッセージを共に発信していくことの必要性を指摘した。

続くトークセッションでは、核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員長の朝長氏らが登壇。核兵器禁止条約の意義をはじめ、対話を通じた信頼構築の重要性などが議論された。