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国連が進める人権教育世界プログラム

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SGIなどが共同声明 人権理事会で


SGI(創価学会インタナショナル)が参画する「人権教育学習NGO作業部会」が2025年3月17日、国連が進める「人権教育のための世界プログラム」第4段階の実施報告書が各国から提出されたことに寄せて、共同声明を発表した。

「人権教育のための世界プログラム」は、人権教育の効果的な普及を目指し、重点分野を絞って数年単位で段階的に施策を進めるもの。2020年から24年までの第4段階では青年、本年から始まる第5段階では青年と子どもへの取り組みを焦点としている。

共同声明はスイス・ジュネーブの国連欧州本部で開催中の国連人権理事会の席上、発表された。

声明では、国際情勢の変化に伴い、人権を守るために積み上げられてきた成果や取り組みが弱体化する危機に直面している事態を踏まえ、継続的な努力を通して人権を勝ち取らなければならないと指摘。青年と子どもは現在と未来を担う存在であり、人権教育を推進する上で中心に据えるべきであるとし、各国が市民社会と協働しながら第5段階で取り組みを一層、強化していくよう呼びかけている。