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大阪・関西万博の国連パビリオンイベントに学会代表が登壇

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大阪・関西万博の国連パビリオンで行われたイベント(11日)


大阪・関西万博の国連パビリオンで2025年8月11日、国連軍縮部が主催する「未来コード:ユース×AI(人工知能) 平和対話」が行われた。
 
これには国連の中満軍縮担当上級代表をはじめ、学者、ユースの代表と共に、日本政府の拠出で国連軍縮部が主導する「ユース非核リーダー基金」のメンバーとして、学会本部平和運動局のサダブラティ勇人氏が登壇した。
 
国連のフェリペ・ポーリエユース担当事務次長補のあいさつに続いて、AIを巡り若者が抱く希望と懸念、利点とリスク、設けるべき規範などをテーマに議論が行われた。このうち、AIの軍事利用として懸念が高まる自律型兵器の開発についてサダブラティ氏は、人間の生死を左右する最終判断を機械に委ねることは、国際人道法の根底を揺るがすことにもつながり、看過できない問題であると指摘。人間の尊厳への視座を根幹に据え、規制の仕組みを整える必要があると強調した。
 
翌12日には、核兵器の悲劇の教訓と記憶の継承をテーマにした対話イベントが国連パビリオンで行われ、サダブラティ氏が参加した。