2025.08.08
本文ここから
アメリカ・池田対話センターで議論 若手研究者らが「平和による力」を巡って
公開日:
アメリカ・マサチューセッツ州ケンブリッジ市にある池田国際対話センター主催の「ダイアログ・ナイト(対話の夕べ)」が2025年8月8日(現地時間)、同センターで開かれた。
これは、名門大学が集まるボストン地域の若手研究者や学生が、社会課題等について話し合うもの。
今回は「平和による力――80年を経た広島と長崎から学ぶ」と題し、原爆の教訓から何を学び取るかを問い、「力による平和」から「平和による力」への転換の道を探った。
集いでは、GBPSR(社会的責任を求める医師の会グレーター・ボストン支部)のジョセフ・ホジキン共同議長が登壇。非暴力の運動が社会の変革を後押ししてきた歴史を紹介しつつ、人類の繁栄には平和が不可欠であると語り、平和運動が持つ力を強調した。
続いて、IPPNW(核戦争防止国際医師会議)プログラムディレクターのモリー・マギンティ氏が発言した。軍事費が医療やインフラ整備、再生可能エネルギーの開発などに当てられれば世界の姿は大きく変わり得ると指摘。原爆や戦争の悲惨さを改めて心にとどめ、今いる場所から平和のための行動を起こそうと訴えた。
その後、小グループに分かれ、「平和による力とは何か」「核兵器なき世界をどう実現するか」などをテーマに意見を交わした。
SOKA PICKS
創価の思想や多彩な活動からPICK UPした情報をお届けします
-
【被爆証言】平和とは何か、今語り伝えたいこと 長崎県・池田松義さん
2025.08.08
-
「望みは 大きすぎるくらいでちょうどよい」~池田先生の未来対話 Vol.4~
2025.07.31
-
【被爆80年】核兵器の脅威を映像・証言・展示で学び、語ることから始めよう。
2025.07.26
-
生命は永遠――四季折々の墓地公園
2025.07.23
-
「ハレー彗星独白」 しなの合唱団
2025.07.04
-
「何かしたい」 その一歩が、難民の命を支える
2025.07.01
-
“私の沖縄戦” 渡嘉敷島「強制集団死」を生き延びて
2025.06.22
-
07:51行進曲「山辺の道」 関西吹奏楽団
2025.06.20
-
「カントゥス・ソナーレ」 関西吹奏楽団
2025.06.13