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創価インターナショナルスクール・マレーシア 第3回入学式 12カ国・地域92人が入学。

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原田会長ら訪問団が祝福


創価インターナショナルスクール・マレーシア(SISM)の第3回入学式が2025年8月24日午前、マレーシア・ヌグリスンビラン州スレンバンの同校で行われた。マレーシア、日本、韓国、インド、タイ、シンガポール、アメリカ、オーストラリア、パプアニューギニアなど12カ国・地域から集った92人のが入学した。式典には来賓として、同州の教育局関係者らと共に、SISM最高顧問の原田会長、同理事の谷川SGI(創価学会インタナショナル)理事長、永石総合女性部長ら訪問団が出席した。

  

希望あふれる創価インターナショナルスクール・マレーシアの第3回入学式。フィナーレでは、愛唱歌「共生の輝き」を合唱した。新入生たちは、創立者の願いである“智慧と勇気と慈悲の世界市民”へと成長しゆく挑戦の一歩を踏み出した(24日、同校のハーモニーホールで)


SISMは1期生の入学からわずか3年目だが、創立者・池田大作先生の人間主義の理念に基づき、一人一人の個性を尊重し、相互理解と平和の心を育む教育実践が高い評価を受けている。
 
その証左として、本年上半期、国際的な教育ネットワークである「ユネスコ(国連教育科学文化機関)スクール」への加盟をはじめ、ワールド・ブランド財団の「The BrandLaureate」からの「SMEs最優秀ブランド賞」(未来志向の教育分野部門)に輝いている。
 
評価の高まりとともに注目度も増しており、今回は、アジアだけではなく、欧米やオセアニア出身の新入生も迎えた。

  

在校生の代表がマレー、中国、インドの伝統舞踊を組み合わせた演舞を披露。華麗な舞で団結や調和を表現した


式典は、在校生によるマレー、中国、インドの伝統舞踊を組み合わせた演舞で開幕。SISMの活動を紹介した映像を視聴した。続いて余美婷校長が登壇した。余校長は、SISMは生徒第一で、生徒を全ての中心に据えた学校であることを力説。勉学と人格錬磨の青春を歩み、社会に希望と歓喜と変革をもたらすリーダーに成長をと望んだ。
 
新入生を代表して、タイのピラウィッチ・ラタナプンさん(8年生)とマレーシアのイリース・チョン・ウェイチーさん(10年生)が「誓いの言葉」を発表。生徒会長の岡明子さん(日本、10年生)が「歓迎の言葉」を述べた。その後、生徒全員で、池田先生から贈られた「智慧」「勇気」「慈悲」の指針に基づく「建学の精神」と、「モットー」を朗読した。
 
最高顧問の原田会長は、池田先生が創価学園に贈った三つの合言葉「先輩は後輩を、弟・妹のようにかわいがって、大切にしていかねばならない」「後輩は先輩を、兄・姉のように尊敬していかねばならない」「絶対に暴力やいじめを許してはならない」を紹介し、これを良き伝統にしてほしいと訴えた。
 
また、人間の無限の可能性を示した池田先生が最後に創立した“理想の学びや”に集った縁深き学友と、互いに高め合い、強固な絆を結ぶことの大切さを強調。その強き団結が将来、世界平和という人類の理想と希望を実現する力になると語った。
 
在校生による祝賀のパフォーマンスが行われ、最後にSISMの愛唱歌「共生の輝き」を合唱した。

  

12カ国・地域から集い合った新入生と、最高顧問の原田会長らが記念のカメラに納まった(24日、SISMで)