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SGI青年研修会がスタート! 60カ国・地域から260人が集い開講式

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求道心あふれる教学研修も

  

SGI青年研修会の開講式。有志による音楽演奏やバレエが会場を盛り上げた(金舞会館で)


SGI(創価学会インタナショナル)青年研修会が2025年9月4日、東京・新宿区の金舞会館(創価文化センター内)でスタートした。
 
60カ国・地域から260人の青年が一堂に会した研修会。SGI発足50周年の本年から、世界広布の次なる50年を開こうとの決意に満ちあふれていた。
 
今回、6割以上のメンバーが研修会に初参加。飛行機を3度も乗り継ぎ、30時間以上かけてたどり着いた友もいれば、折伏や訪問・激励に挑み抜き、座談会の参加者を倍増させて来日した友もいる。

  

開講式のオープニングでは音楽隊の創価本陣湧躍太鼓団が歓迎演奏。圧巻の熱演に、参加者はスタンディングオベーションで応えた(同)


開講式は、創価本陣湧躍太鼓団の迫力ある演奏で開幕。代表7人が決意発表し、苦難を乗り越えて来日できた喜びや、師弟直結の陣列を広げゆく力強い決意をはつらつと披露した。
 
その後、代表2人が活動報告。ボリビアのマリアナ・ウガルテさんは、自らの宿命を使命へと転じ、特別支援教育に携わる教員として児童に寄り添う様子を語った。香港の胡智恒さんは、池田大作先生の言葉を胸に、不屈の祈りで大病と向き合いながら、自分と似た境遇の友へ勇気を送る対話に挑戦している模様を述べた。

  

梁島SGI男子部長、大串同女子部長は、激動の時代を生きる青年として常に心に師を抱きながら、人類の宿命転換へ向け、生命を触発する対話で人間革命の連鎖を広げようと訴えた。


午後の研修では、カメルーンのマリレーヌ・ケメさん、ウルリッヒ=ボリス・ビッサ=スエさん、ジョセフ・ンブアさんが、アフリカの教学運動を通し、師弟の絆を深め、人間革命に挑んできた同国の様子を報告した。

  

続いて谷川SGI理事長が「生死一大事血脈抄」を講義した。「総じて、日蓮が弟子檀那等、自他・彼此の心なく、水魚の思いを成して、異体同心にして南無妙法蓮華経と唱え奉るところを、生死一大事の血脈とは云うなり」(新1775・全1337)等の御文を拝し、自己のエゴを乗り越え、互いを尊敬し合う共同体にこそ、万人成仏の精神が流れ通うと強調。どこまでも朗らかに、世界の同志と連帯を強めながら、師弟共戦の前進をと呼びかけた。